2026年10月27日現在、ワンピース映画の歴代最高興行収入を記録しているのは、2022年公開の『ONE PIECE FILM RED』です。興行通信社の「歴代興収ベスト100」で確認できる2026年10月18日時点の掲載値は、国内興行収入203.4億円、歴代総合ランキング9位。シリーズ2位の『ONE PIECE FILM Z』を大きく上回り、劇場版『ONE PIECE』の記録を塗り替えています。
ただし、公式サイトが公表した最終成績は203.3億円で、興行通信社のランキング掲載値とは0.1億円の差があります。また、2023年のアンコール上映によって興行収入と観客動員数が上積みされた経緯も、現在の記録を理解するうえで欠かせません。2026年10月時点の最新ランキング、歴代作品との比較、再上映の実績、2027年公開予定の新作情報まで整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 現在の興行収入:『ONE PIECE FILM RED』は興行通信社の2026年10月18日時点のランキングで203.4億円、歴代総合9位。
- シリーズ歴代1位:『FILM Z』の68.7億円を大きく超えた記録。2023年のアンコール上映で累計1474万人を動員。
- 今後の注目:次回作『ONE PIECE FILM GOD VALLEY』は2027年夏に公開予定。現時点では新作の興行収入はまだ発生していません。
【2026年10月最新】ワンピース映画の興行収入は現在203.4億円、歴代9位
ワンピース映画の興行収入を調べる際、まず押さえたい数字が『ONE PIECE FILM RED』の203.4億円です。興行通信社の「CINEMAランキング通信」に掲載されている「歴代興収ベスト100」では、2026年10月18日時点で国内映画興行収入の歴代9位にランクインしています。
この順位は、ワンピース映画シリーズの中だけでなく、国内で公開された映画全体を対象にしたランキングでの位置です。シリーズ最高記録であることと、日本映画市場全体でも歴史的な大ヒットに位置することは、分けて理解する必要があります。
同ランキングでは、8位の『国宝』が209.0億円、10位の『ハリー・ポッターと賢者の石』が203.0億円です。つまり、『FILM RED』は9位を維持し、10位の作品を0.4億円上回っています。一方、8位との差は5.6億円です。いずれも掲載値に基づく単純比較であり、ランキングの更新時点によって順位が変わる可能性があります。
なお、203.4億円は国内興行収入の数字です。海外分を含む全世界興行収入とは異なります。興行収入を比較する記事やSNSの投稿を見るときは、国内累計なのか、全世界累計なのかを確認することが大切です。
出典:興行通信社「CINEMAランキング通信・歴代興収ベスト100」、2026年10月18日時点の掲載データ。
【歴代ランキング】FILM RED・FILM Z・STAMPEDEの興行収入を比較
ワンピース映画の歴代興行収入を比較すると、『FILM RED』が突出した成績を残していることが分かります。2位の『ONE PIECE FILM Z』もシリーズ屈指のヒット作ですが、両作品の差は134.7億円に達します。
以下は、公開年と国内興行収入を基準に整理した主要作品の比較です。金額は億円単位で、作品の順位はシリーズ内の順位を示しています。『FILM RED』については、再上映後の累計を反映した興行通信社の掲載値を使用しています。
| シリーズ順位 | 作品名 | 公開年 | 国内興行収入 |
|---|---|---|---|
| 1位 | ONE PIECE FILM RED | 2022年 | 203.4億円 |
| 2位 | ONE PIECE FILM Z | 2012年 | 68.7億円 |
| 3位 | ONE PIECE STAMPEDE | 2019年 | 55.5億円 |
| 4位 | ONE PIECE FILM GOLD | 2016年 | 51.8億円 |
| 5位 | ONE PIECE FILM STRONG WORLD | 2009年 | 48.0億円 |
※作品ごとの過去の公表値を基にした比較。『FILM RED』は興行通信社の掲載値を採用しており、公式サイトの最終発表値203.3億円とは異なります。『FILM Z』の68.7億円は東映の公式作品関連発表でも確認でき、『STAMPEDE』についても公式発表で国内55億円超の大ヒットが報告されています。
出典:ONE PIECE公式サイト、東映関連発表、興行通信社のランキング資料および過去作の公表成績。
2位のFILM Zもシリーズを代表する大ヒット作
2012年公開の『ONE PIECE FILM Z』は、国内興行収入68.7億円を記録しました。『FILM RED』が登場するまで、シリーズの興行収入を語るうえで重要な最高記録でした。
『FILM RED』の203.4億円は、『FILM Z』の約2.96倍です。シリーズの歴代1位と2位の間には、通常の続編映画同士の比較では説明しきれないほど大きな開きがあります。
STAMPEDEとGOLDも50億円規模のヒット
2019年公開の『ONE PIECE STAMPEDE』は55.5億円、2016年公開の『ONE PIECE FILM GOLD』は51.8億円を記録しました。2009年公開の『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』も48億円に達しており、シリーズでは50億円前後の興行収入を獲得した作品が複数あります。
これらの作品も十分に大きなヒットですが、『FILM RED』は200億円を突破しています。シリーズ内の順位だけを見るより、実際の興行収入の規模を比較すると、記録の突出ぶりが明確になります。
【再上映の実績】FILM REDはなぜ203億円を突破できたのか
『ONE PIECE FILM RED』の興行収入を理解するうえで、2023年のアンコール上映は欠かせません。公開当初の成績だけで203億円に到達したわけではなく、通常上映と再上映の両方が累計記録に反映されています。
ONE PIECE公式サイトによると、本作は2022年8月6日に公開され、2023年1月29日の終映までの177日間で国内興行収入197億円、観客動員1427万人を記録しました。公開から半年近くにわたる上映で、シリーズ最高のヒットを実現しています。
その後、2023年10月20日から11月19日まで、1か月限定のアンコール上映が実施されました。公式発表によると、この再上映だけで47万人を動員し、興行収入は6.2億円。通常上映分と合わせた国内累計は観客動員1474万人、興行収入203.3億円となりました。
再上映は単に過去作をもう一度劇場にかけるだけの施策ではありません。上映期間の設定や来場者向けの特典などによって、すでに鑑賞したファンが再び映画館に足を運ぶきっかけが生まれます。『FILM RED』では、アンコール上映の開始直後に週末興行ランキング1位を獲得したことも公式に報告されています。
ここで重要なのは、再上映による追加分と作品全体の累計を混同しないことです。6.2億円はアンコール上映期間の成績であり、203億円を超える累計は、2022年の通常上映分と2023年の再上映分を合算した数字です。
また、2026年10月時点で確認できる公式のアンコール上映実績は2023年のものです。2026年に新たな再上映が実施され、興行収入がさらに増えたとする公式発表は確認できません。したがって、現在の記録を説明する際には、2023年の実績を基準にするのが適切です。
出典:ONE PIECE公式サイト「アンコール上映終了!国内興行収入203億円突破!」(2023年11月20日発表)。
【記録の背景】FILM REDの興行収入が過去作を大きく上回った理由
『FILM RED』の成功を分析するには、作品そのものの話題性と、劇場公開を通じてファンが作品に触れる機会の両方を見る必要があります。
公開直後から圧倒的なスタートを切った
東映関連の公式発表によると、2022年8月6日と7日の公開初週末2日間で157万人を動員し、興行収入は22.5億円を突破しました。このオープニング成績は、当時のワンピース映画シリーズで最高のスタートとなりました。
公開直後から多くの観客を集めたことは、その後の長期上映につながる重要な要素です。映画の興行収入は公開初週末だけで決まるものではありませんが、初動の強さは作品への関心の大きさを示す一つの指標になります。
ウタの存在と音楽が作品の話題を広げた
『FILM RED』では、物語の中心人物となるウタと音楽が作品の大きな特徴になっています。アクションや冒険を軸にしてきた従来のシリーズに対し、歌唱シーンや楽曲そのものが鑑賞体験の中心に組み込まれた点は、本作を特徴づける要素です。
この構成は、原作やテレビアニメを長く追ってきたファンだけでなく、音楽やキャラクターを入り口に作品に興味を持つ人にも接点をつくります。映画の魅力を物語の展開だけに限定せず、楽曲やキャラクターの印象まで広げたことは、本作の話題性を考える際に注目すべき点です。
再上映が累計記録を押し上げた
初回上映で197億円に達した作品が、2023年のアンコール上映によって203億円を超えました。公開終了後も劇場で再び鑑賞できる機会が設けられ、最終的な興行収入と動員数が増えたことは、公式発表からも明らかです。
ただし、音楽やキャラクターの人気だけで203億円という数字を説明することはできません。初動、上映期間、再上映、来場者向け施策など複数の要因が重なって記録が形成されています。興行収入は作品の人気を測る重要な指標ですが、観客の満足度や作品の評価すべてを金額だけで判断することはできません。
【歴代最高記録の実態】日本映画全体では何位なのか
「ワンピース映画の歴代最高記録」と「日本の映画全体の歴代最高記録」は、同じ意味ではありません。『FILM RED』はワンピース映画シリーズでは歴代1位ですが、国内映画全体の興行収入ランキングでは9位です。
興行通信社の2026年10月18日時点の「歴代興収ベスト100」では、上位に『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の407.5億円、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の403.6億円、『千と千尋の神隠し』の316.8億円などが並んでいます。
同じランキングでは『国宝』が209.0億円で8位、『FILM RED』が203.4億円で9位、『ハリー・ポッターと賢者の石』が203.0億円で10位です。200億円を超える作品が複数並ぶ中で、ワンピース映画が歴代上位に位置していることが分かります。
また、ランキングを見る際には集計対象にも注意が必要です。国内興行収入は日本国内の劇場興行による収入を示すもので、海外興行を含む全世界興行収入とは異なります。公式サイトが2023年1月に発表した全世界興行収入319億円という数字は、当時の海外成績を含む公表値であり、国内累計203億円とは別の指標です。
さらに、公式サイトの最終発表値203.3億円と、興行通信社のランキング掲載値203.4億円には0.1億円の差があります。記事やランキングを比較する場合は、数字だけを抜き出すのではなく、発表主体と掲載時点も併せて見る必要があります。
出典:興行通信社「歴代興収ベスト100」、ONE PIECE公式サイト「FILM RED全世界興行収入319億円突破!」(2023年1月30日発表)。
【2027年新作】ONE PIECE FILM GOD VALLEYの公開予定と今後の注目点
2026年8月23日、ONE PIECE公式サイトと東映アニメーションの発表により、新作映画『ONE PIECE FILM GOD VALLEY』が2027年夏に日本で公開されることが明らかになりました。2022年公開の『FILM RED』以来となる映画最新作で、2027年に迎える原作連載30周年の記念イヤーに登場する作品です。
さらに、2029年には『ONE PIECE FILM BAAD』の日本公開も発表されています。公式発表では公開年が示されていますが、2026年10月時点で、これらの新作の国内興行収入はまだ存在しません。作品の公開予定と、興行成績の確定値を混同しないことが重要です。
『GOD VALLEY』がシリーズの歴代興行収入を更新するかどうかは、公開後の初動、上映期間、観客動員数、追加上映の有無などによって変わります。『FILM RED』の記録を基準にするなら、203億円という累計だけでなく、初週末の成績や公開終了までの動員数も比較する必要があります。
今後、公式発表や興行通信社のランキングが更新された際には、公開前の期待値ではなく、実際に発表された数字を基に比較することで、シリーズの記録がどのように変化したかを正確に把握できます。
出典:ONE PIECE公式サイト「『ONE PIECE FILM GOD VALLEY』2027年夏に公開決定!さらに2029年にも映画公開決定!!」(2026年8月23日発表)。
【ワンピース興行収入現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ワンピース映画の興行収入は現在いくらですか?
A1:シリーズ最高記録の『ONE PIECE FILM RED』は、興行通信社の2026年10月18日時点のランキング掲載値で203.4億円です。公式サイトが2023年11月に発表した最終成績は203.3億円で、観客動員数は1474万人です。
Q2:ワンピース映画で興行収入が最も高い作品は何ですか?
A2:2026年10月時点では、2022年公開の『ONE PIECE FILM RED』がシリーズ歴代1位です。2位の『ONE PIECE FILM Z』は68.7億円、3位の『ONE PIECE STAMPEDE』は55.5億円を記録しています。
Q3:ONE PIECE FILM REDは再上映で興行収入が増えたのですか?
A3:はい。2023年10月20日から11月19日までのアンコール上映で47万人を動員し、6.2億円の興行収入を記録しました。通常上映分と合わせた公式発表の国内累計は203.3億円、1474万人です。
Q4:2026年にFILM REDの再上映はありますか?
A4:2026年10月27日時点で確認できる公式のアンコール上映実績は2023年のものです。2026年に新たな再上映を実施するという公式発表は確認できません。
Q5:ONE PIECE FILM GOD VALLEYの興行収入はいくらですか?
A5:『ONE PIECE FILM GOD VALLEY』は2027年夏に公開予定の新作です。2026年10月時点では未公開のため、興行収入はまだ発表されていません。
【プロの結論】まとめ:ワンピース映画の記録は累計・動員・再上映を分けて読む
2026年10月時点で、ワンピース映画の興行収入を語るうえで中心となる数字は、『ONE PIECE FILM RED』の203.4億円です。興行通信社の掲載値では国内映画全体の歴代9位に位置し、シリーズ2位の『FILM Z』の68.7億円を大幅に上回っています。
ただし、正確に記録を理解するには、次の3点を区別する必要があります。第一に、国内興行収入と全世界興行収入。第二に、通常上映時の成績と再上映を含めた累計。第三に、公式サイトが発表した203.3億円と、興行通信社のランキング掲載値203.4億円です。
『FILM RED』の記録は、初回上映だけでなく、長期上映と2023年のアンコール上映を経て形成されました。興行収入だけでは作品の評価すべてを測れませんが、観客動員数や公開期間、再上映の実績と併せて見ることで、シリーズが生み出した興行規模をより立体的に把握できます。
2027年夏には『ONE PIECE FILM GOD VALLEY』の公開が予定されています。シリーズ最高記録が更新されるかどうかは、公開後に発表される実際の興行収入と観客動員数が判断材料になります。最新の数字を追う際は、作品名だけでなく、集計主体・対象期間・国内外の区分まで確認することが、誤解のない比較につながります。 (出典: ワンピース 興行収入 現在(Yahoo!ニュース))