2026年の大相撲名古屋場所(令和8年七月場所)は、7月12日から26日まで愛知県名古屋市のIGアリーナで開催され、関脇・安青錦が幕内優勝を果たしました。千秋楽の成績は12勝3敗。大関・霧島、関脇・熱海富士と3人が同じ成績で並び、優勝決定ともえ戦にもつれ込む劇的な展開となりました。
この記事では、日本相撲協会の公式記録、スポーツナビの取組結果・星取表、日刊スポーツなどの報道を基に、初日から千秋楽までの安青錦の勝敗と決まり手、幕内・十両の全成績、優勝争いの経緯、三賞受賞力士、休場力士をまとめます。なお、2026年10月27日時点で直近の9月場所では横綱・大の里が優勝しており、名古屋場所の結果とは区別して確認することが大切です。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 幕内優勝:安青錦が12勝3敗で3度目の幕内優勝。霧島、熱海富士との優勝決定ともえ戦を制しました。
- 十両優勝:湘南乃海が11勝4敗で初優勝。4人が並んだ優勝争いを勝ち抜きました。
- 三賞と注目記録:殊勲賞は藤ノ川、敢闘賞は熱海富士・琴栄峰・高安、技能賞は安青錦が受賞しました。
【2026年名古屋場所の概要】日程・優勝力士・最終成績
令和8年七月場所は、15日間にわたって熱戦が繰り広げられました。最大の焦点は、関脇で臨んだ安青錦の大関復帰と優勝争いです。序盤から白星を積み重ね、終盤には横綱との対戦でも勝利。千秋楽の本割では熱海富士に敗れたものの、優勝決定戦で巻き返しました。
日本相撲協会の場所結果によると、安青錦の幕内優勝は3回目。優勝決定戦を経て賜杯を手にしただけでなく、技能賞も獲得しています。霧島と熱海富士も12勝3敗を記録し、優勝争いを最後まで盛り上げました。
- 場所名:令和8年七月場所(2026年名古屋場所)
- 開催期間:2026年7月12日〜7月26日
- 会場:IGアリーナ(愛知県名古屋市)
- 幕内優勝:安青錦(関脇・12勝3敗)
- 十両優勝:湘南乃海(十両六枚目・11勝4敗)
- 優勝決定戦:安青錦・霧島・熱海富士による三つ巴
優勝力士の成績だけを見ると12勝3敗という数字が残りますが、実際の展開は単純ではありませんでした。安青錦は本割で優勝を決められず、熱海富士と霧島もそれぞれ優勝の可能性を残したまま決定戦へ進出しています。
【初日から千秋楽まで】安青錦の取組結果と15日間の勝敗
2026年名古屋場所の取組結果を振り返るうえで、最も重要なのが安青錦の15日間です。序盤に白星を重ね、4日目に初黒星を喫した後も立て直しました。終盤には横綱・大の里、豊昇龍を連破し、11日目には10勝目に到達。千秋楽まで優勝争いの中心に立ち続けました。
以下は、公式記録に基づく安青錦の本割15日間の勝敗と決まり手です。○は勝ち、●は負けを示します。
| 日目 | 対戦相手 | 結果・決まり手 | 場所の主な動き |
|---|---|---|---|
| 初日 | 平戸海 | ○ 上手投げ | 白星発進。横綱・大の里は義ノ富士に敗れる |
| 二日目 | 美ノ海 | ○ 寄り切り | 安青錦は連勝。大の里は藤ノ川にも敗れる |
| 三日目 | 伯乃富士 | ○ 寄り切り | 安青錦が3連勝 |
| 四日目 | 義ノ富士 | ● 上手投げ | 安青錦に初黒星 |
| 五日目 | 琴櫻 | ○ 寄り切り | 大関戦を制して白星を取り戻す |
| 六日目 | 王鵬 | ○ 下手捻り | 三役上位の優勝争いが混戦に |
| 七日目 | 藤ノ川 | ○ 寄り切り | 安青錦が連勝を伸ばす |
| 中日 | 隆の勝 | ○ 押し出し | 8日目を白星で通過 |
| 九日目 | 大の里 | ○ 上手出し投げ | 横綱を破り優勝争いで存在感 |
| 十日目 | 豊昇龍 | ○ 上手投げ | もう一人の横綱にも勝利 |
| 十一日目 | 豪ノ山 | ○ 寄り切り | 10勝目に到達し、大関復帰を決める |
| 十二日目 | 琴勝峰 | ● 押し出し | 2敗目を喫する |
| 十三日目 | 霧島 | ○ 肩透かし | 優勝争いの直接対決を制する |
| 十四日目 | 尊富士 | ○ 寄り倒し | 12勝2敗で単独トップを維持 |
| 千秋楽 | 熱海富士 | ● 押し出し | 12勝3敗で並び、優勝決定戦へ |
序盤の安青錦は、4日目に義ノ富士に敗れたものの、その後は白星を積み重ねました。特に九日目の大の里戦、十日目の豊昇龍戦は、横綱を相手に連勝した点で大きな意味を持ちます。上手出し投げや上手投げなど、相手の体勢を崩して勝ち切る相撲が目立ちました。
一方、12日目には琴勝峰に押し出しで敗れ、13日目には霧島との直接対決を迎えます。この一番では肩透かしで霧島を破り、優勝争いで踏みとどまりました。14日目も尊富士を寄り倒しで退け、千秋楽を12勝2敗で迎えています。
千秋楽の本割では熱海富士に押し出され、優勝をその場で決めることはできませんでした。しかし、最終的な優勝者を決めたのは、その後の決定戦です。15日間の本割の結果と優勝決定戦の結果は、星取表を読む際に分けて確認する必要があります。
【優勝決定戦を詳報】安青錦・霧島・熱海富士の巴戦
名古屋場所の最大の見どころは、千秋楽に実現した安青錦、霧島、熱海富士による優勝決定ともえ戦です。14日目終了時点では、安青錦が12勝2敗で単独首位。霧島と熱海富士が11勝3敗で追う構図でした。
千秋楽の本割では、まず熱海富士が安青錦を押し出しで破りました。これにより安青錦と熱海富士が12勝3敗で並び、さらに霧島も本割で琴櫻を破って12勝3敗に到達。3人による優勝決定戦が成立しました。
決定戦は、誰かが連勝するまで続く巴戦です。日本相撲協会の取組結果に記録された対戦順と決まり手は、次のとおりです。
- 第1戦:熱海富士が霧島を押し出しで破る。
- 第2戦:安青錦が熱海富士を寄り切りで破る。
- 第3戦:安青錦が霧島を寄り切りで破り、優勝を決める。
熱海富士は本割で安青錦を破った勢いを決定戦にも持ち込み、霧島を下しました。しかし、安青錦が熱海富士に勝ち、続く霧島との一番も制したことで、優勝争いに終止符を打ちました。
この結果、安青錦は12勝3敗で3度目の幕内優勝を達成。大関復帰を決めた場所で賜杯も獲得するという、記録にも記憶にも残る名古屋場所となりました。
日刊スポーツの場内インタビュー報道では、安青錦は「我慢強く、自分らしい相撲を取れたことが一番結果につながったんじゃないかなと思います」と振り返っています。けがを抱えながら関脇で臨んだ場所で、最後まで自分の相撲を貫いたことが優勝につながりました。
【幕内全成績・十両取組結果】星取表で見る勝ち越しと優勝
幕内の全成績を確認すると、優勝した安青錦だけでなく、12勝3敗の霧島と熱海富士、11勝4敗の琴栄峰と高安、10勝5敗の大栄翔や藤凌駕など、上位に食い込んだ力士の活躍が分かります。ここでは東西の番付順に、幕内42人と十両28人の最終成績を整理します。
幕内全成績(東西の番付順)
- 横綱:豊昇龍 7勝7敗1休/大の里 9勝6敗
- 大関:霧島 12勝3敗/琴櫻 8勝7敗
- 関脇:熱海富士 12勝3敗/琴勝峰 6勝9敗/若隆景 15休/安青錦 12勝3敗
- 小結:義ノ富士 6勝9敗/王鵬 2勝13敗
- 前頭筆頭:藤ノ川 8勝7敗/隆の勝 6勝9敗
- 前頭二枚目:豪ノ山 7勝8敗/美ノ海 7勝8敗
- 前頭三枚目:平戸海 4勝11敗/伯乃富士 9勝6敗
- 前頭四枚目:大栄翔 10勝5敗/一山本 6勝9敗
- 前頭五枚目:宇良 5勝10敗/欧勝馬 7勝8敗
- 前頭六枚目:正代 5勝10敗/藤青雲 7勝8敗
- 前頭七枚目:琴栄峰 11勝4敗/高安 11勝4敗
- 前頭八枚目:若元春 6勝9敗/狼雅 9勝6敗
- 前頭九枚目:藤凌駕 10勝5敗/翔猿 5勝10敗
- 前頭十枚目:朝乃山 9勝6敗/千代翔馬 5勝10敗
- 前頭十一枚目:若ノ勝 5勝2敗8休/御嶽海 2勝13敗
- 前頭十二枚目:朝白龍 7勝8敗/阿炎 7勝8敗
- 前頭十三枚目:錦富士 10勝5敗/尊富士 10勝5敗
- 前頭十四枚目:金峰山 9勝6敗/獅司 10勝5敗
- 前頭十五枚目:阿武剋 4勝11敗/一意 5勝10敗
- 前頭十六枚目:大青山 6勝9敗/朝紅龍 9勝6敗
上位では霧島と熱海富士がともに12勝3敗を記録し、優勝決定戦まで進みました。平幕では琴栄峰と高安が11勝4敗、大栄翔と藤凌駕が10勝5敗を挙げています。勝ち星の多さだけでなく、番付と対戦相手を併せて見ることで、それぞれの成績の意味を読み取れます。
十両全成績(東西の番付順)
- 十両筆頭:朝翠龍 11勝4敗/旭海雄 7勝8敗
- 十両二枚目:時疾風 10勝5敗/佐田の海 5勝10敗
- 十両三枚目:竜電 4勝11敗/出羽ノ龍 9勝6敗
- 十両四枚目:友風 5勝10敗/寿之富士 11勝4敗
- 十両五枚目:北の若 7勝8敗/欧勝海 5敗10休
- 十両六枚目:湘南乃海 11勝4敗/風賢央 8勝7敗
- 十両七枚目:玉鷲 9勝6敗/明生 4勝11敗
- 十両八枚目:翠富士 8勝7敗/羽出山 7勝8敗
- 十両九枚目:白熊 9勝6敗/西ノ龍 4勝11敗
- 十両十枚目:日翔志 6勝9敗/玉正鳳 6勝9敗
- 十両十一枚目:輝 7勝8敗/炎鵬 8勝7敗
- 十両十二枚目:東白龍 8勝7敗/嘉陽 7勝8敗
- 十両十三枚目:嵐富士 11勝4敗/白鷹山 15休
- 十両十四枚目:栃大海 7勝8敗/錦木 7勝8敗
十両では湘南乃海、朝翠龍、寿之富士、嵐富士の4人が11勝4敗で並びました。優勝決定戦を制した湘南乃海が十両初優勝を果たしています。幕内だけでなく十両でも優勝争いが最後まで続いたことが、この場所の特徴です。
星取表を見る際は、勝ち越しと負け越しの区別も押さえておきたいところです。15日間を通常どおり取り終えた力士は8勝以上で勝ち越し、7勝以下で負け越しとなります。休場や不戦敗がある場合は、単純に勝ち星と負け星だけを見ず、休場日数も確認してください。
【三賞・決まり手・休場力士】結果から読み解く名古屋場所
名古屋場所の三賞は、優勝争いを支えた力士や、上位陣を相手に印象的な相撲を見せた力士に贈られました。日本相撲協会の発表に基づく受賞者と成績は次のとおりです。
- 殊勲賞:藤ノ川(前頭筆頭・8勝7敗)
- 敢闘賞:熱海富士(関脇・12勝3敗)
- 敢闘賞:琴栄峰(前頭七枚目・11勝4敗)
- 敢闘賞:高安(前頭七枚目・11勝4敗)
- 技能賞:安青錦(関脇・12勝3敗)
殊勲賞の藤ノ川は、前頭筆頭という上位の地位で勝ち越しを達成。敢闘賞の熱海富士は優勝決定戦に進み、琴栄峰と高安も11勝4敗と好成績を残しました。安青錦は優勝に加えて技能賞を受賞し、勝敗だけでは測れない相撲内容も評価されました。
大相撲の決まり手一覧を読むポイント
決まり手は、取組の勝敗がどのような技や動きで決まったかを示す記録です。名古屋場所の安青錦の取組では、寄り切り、上手投げ、上手出し投げ、下手捻り、肩透かし、寄り倒しなどが記録されました。
- 寄り切り:相手に体を密着させ、前進して土俵の外へ出す技。
- 押し出し:相手を押して土俵の外へ出す技。
- 上手投げ:相手のまわしを上手から取り、投げる技。
- 上手出し投げ:上手を取って相手を前方へ引き落とすように投げる技。
- 肩透かし:相手の腕や肩を引き、体勢を崩して前に落とす技。
決まり手を追うと、同じ白星でも勝ち方に違いがあることが分かります。安青錦は横綱戦で投げ技を決め、霧島との本割では肩透かしを見せ、優勝決定戦では寄り切りで勝利しました。取組結果と決まり手を組み合わせて確認すると、力士の相撲の特徴がより具体的に見えてきます。
大相撲休場力士一覧で確認したい主な休場者
幕内では、横綱・豊昇龍が7勝7敗1休、関脇・若隆景が15日間全休、前頭十一枚目・若ノ勝が5勝2敗8休という成績でした。十両では、欧勝海が5敗10休、白鷹山が15日間全休となっています。
休場の記録は、番付編成や翌場所の見通しを考える際にも重要です。とくに全休と途中休場では、同じ「休」の表示でも状況が異なります。休場力士の成績を確認するときは、勝敗と休場日数をセットで見ることが基本です。
【プロの結論】名古屋場所の優勝争いから分かる3つのポイント
2026年名古屋場所を振り返ると、優勝争いを正しく理解するには、最終成績だけでなく、取組の順序、決まり手、休場の有無まで確認する必要があることが分かります。安青錦は本割で熱海富士に敗れましたが、優勝決定戦で2連勝して賜杯を手にしました。最終成績が同じ12勝3敗でも、優勝者と優勝を逃した力士が分かれるのは、決定戦という仕組みがあるためです。
1.12勝3敗なら必ず優勝するわけではない
本割の勝ち星が同じ力士が複数いる場合、優勝決定戦によって優勝者を決めます。今回の安青錦、霧島、熱海富士は3人とも12勝3敗でしたが、巴戦を制した安青錦だけが優勝力士として記録されました。星取表の最終成績と優勝者の欄を別々に確認することが大切です。
2.決まり手は勝敗の背景を理解する手掛かりになる
安青錦は横綱2人を破り、霧島との本割でも白星を挙げました。相手の番付や取組の状況に加え、どの決まり手で勝ったかを見れば、単に勝ち星を並べるだけでは分からない取組の特徴を把握できます。ただし、決まり手だけで力士の実力を断定するのではなく、場所全体の成績や対戦相手も合わせて見る必要があります。
3.名古屋場所の優勝者と2026年の最新優勝者は区別する
安青錦は7月の名古屋場所を制しましたが、2026年10月27日時点で直近に終了した9月場所の幕内優勝者は大の里です。大の里は12勝3敗で6度目の幕内優勝を果たしています。「2026年名古屋場所の優勝力士」を調べているのか、「2026年の最新の優勝力士」を調べているのかによって、確認すべき場所が異なります。
取組結果を調べる読者にとって、まず優先したいのは、日本相撲協会の公式記録で場所名と日目を確認することです。そのうえで星取表、決まり手、三賞、休場情報を照らし合わせると、勝敗の経緯を誤解せずに把握できます。
【大相撲名古屋場所取組結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の大相撲名古屋場所で優勝したのは誰ですか?
A1:関脇・安青錦です。12勝3敗で霧島、熱海富士と並び、優勝決定ともえ戦を制して3度目の幕内優勝を果たしました。
Q2:名古屋場所の十両優勝力士と成績は?
A2:十両六枚目の湘南乃海です。11勝4敗で朝翠龍、寿之富士、嵐富士と並び、優勝決定戦を制して初優勝を飾りました。
Q3:名古屋場所の三賞受賞力士は誰ですか?
A3:殊勲賞は藤ノ川、敢闘賞は熱海富士・琴栄峰・高安、技能賞は安青錦です。各力士の最終成績は、藤ノ川が8勝7敗、熱海富士が12勝3敗、琴栄峰と高安が11勝4敗、安青錦が12勝3敗でした。
まとめ:2026年名古屋場所の結果と今後の注目点
2026年の大相撲名古屋場所は、安青錦が12勝3敗で3度目の幕内優勝を果たし、霧島と熱海富士が優勝決定ともえ戦まで進む熱戦となりました。十両では湘南乃海が11勝4敗で初優勝。三賞では藤ノ川、熱海富士、琴栄峰、高安、安青錦がそれぞれ評価されました。
初日から千秋楽までの取組結果を振り返ると、安青錦の横綱戦での勝利、終盤の霧島戦、千秋楽の本割と決定戦の連続した展開が、優勝を左右した重要な局面だったことが分かります。
名古屋場所の結果を調べる際は、幕内・十両の最終成績だけでなく、星取表、決まり手、三賞、休場力士の情報を併せて確認するのがおすすめです。また、2026年の最新優勝力士を知りたい場合は、名古屋場所だけでなく、その後に開催された9月場所の結果も確認しましょう。 (出典: 大相撲 名古屋 場所 取組 結果(Yahoo!ニュース))