鈴木塁人(すずき たかと)選手は、青山学院大学で箱根駅伝の総合優勝に貢献し、卒業後も実業団の長距離ランナーとして活躍を続ける陸上競技選手です。2026年現在はGMOインターネットグループ陸上競技部に所属し、ニューイヤー駅伝でのチーム初優勝や、トラック競技、マラソン、ハーフマラソンへの挑戦など、活動の幅を広げています。
とりわけ注目したいのが、2022年の日本陸上競技選手権大会男子5000mでの4位入賞と、2026年1月1日の第70回全日本実業団対抗駅伝競走大会における3区区間2位という実績です。さらに、同年10月4日のカーディフ・ハーフマラソンでも6位に入り、1時間2分09秒を記録しました。プロフィールや出身高校、青山学院大学時代の経歴から、2026年最新の競技成績まで詳しく整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 現在の所属:GMOインターネットグループ陸上競技部。2024年10月に加入した実業団ランナーです。
- 代表的な実績:2022年日本選手権男子5000m4位、2026年ニューイヤー駅伝3区区間2位。
- 2026年の最新動向:10月のカーディフ・ハーフマラソンで6位、1時間2分09秒を記録しています。
【鈴木塁人の現在】GMOインターネットグループで活躍する長距離ランナー
鈴木塁人選手は2026年10月現在、GMOインターネットグループ陸上競技部に所属しています。青山学院大学を卒業した後はSGホールディングス陸上競技部で競技を続け、2024年10月にGMOインターネットグループへ加入しました。
GMOインターネットグループの加入発表によると、鈴木選手は大学時代に出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝の学生三大駅伝すべてで総合優勝を経験しています。大学駅伝で培った実績を土台に、社会人になってからもトラック競技と駅伝の両方で結果を残してきました。
2026年は、1月のニューイヤー駅伝でチームの初優勝に貢献。2月には別府大分毎日マラソンで初マラソンを走り、7月には5000mと10000mのレースに出場しました。そして10月には英国で開催されたカーディフ・ハーフマラソンに参戦しています。
こうした競技歴から見えてくるのは、駅伝だけに特化した選手ではないという点です。5000mや10000mでスピードを磨きながら、ハーフマラソンやフルマラソンにも挑戦し、長距離選手としての可能性を広げています。
【プロフィール】鈴木塁人の読み方・年齢・出身地・身長は?
鈴木塁人選手の名前は「すずき たかと」と読みます。「塁人」を「るいと」と読むのではないかと迷う人もいますが、GMOインターネットグループの公式プロフィールや箱根駅伝の公式記録でも、読み方は「たかと」とされています。
生年月日は1997年7月23日です。2026年10月27日時点で29歳。出身地は千葉県柏市で、身長175cm、体重60kgと公式プロフィールに掲載されています。
出身高校は流通経済大学付属柏高等学校、出身大学は青山学院大学総合文化政策学部総合文化政策学科です。高校時代から全国大会を経験し、大学で駅伝の主力選手へと成長しました。
柏市の紹介記事では、小学校から中学校3年生まで野球に取り組んでいたことも紹介されています。走ることへの適性が競技人生の転機となり、長距離ランナーとしての道を歩むようになりました。
なお、趣味や競技への考え方については、GMOインターネットグループの選手プロフィールで趣味を洗車、座右の銘を「常に挑戦者!!」と紹介しています。競技実績だけでなく、本人が掲げる姿勢も確認できる情報です。
【経歴・年表】流通経済大学付属柏高校から青山学院大学、そして実業団へ
鈴木塁人選手のキャリアは、高校時代の全国大会出場、青山学院大学での駅伝三冠経験、社会人としてのトラック競技での飛躍という流れで整理できます。各時期の主な出来事を一覧にまとめました。
| 時期 | 所属・大会 | 主な実績・内容 |
|---|---|---|
| 高校時代 | 流通経済大学付属柏高等学校 | インターハイ5000mで決勝進出。全国高校駅伝でも1区を担当。 |
| 大学1年時 | 青山学院大学 | アジアジュニア選手権5000mで金メダルを獲得。 |
| 大学時代 | 出雲駅伝・全日本大学駅伝・箱根駅伝 | 学生三大駅伝すべてで総合優勝を経験。 |
| 2020年 | 青山学院大学卒業・SGホールディングス入社 | 実業団選手として競技を継続。 |
| 2022年6月 | 第106回日本陸上競技選手権大会 | 男子5000mで4位、13分32秒39を記録。 |
| 2024年10月 | GMOインターネットグループ加入 | 新たな所属先で競技力向上を目指す。 |
| 2026年1月 | 第70回全日本実業団対抗駅伝 | 3区区間2位。チームは大会新記録で初優勝。 |
| 2026年2月 | 第74回別府大分毎日マラソン | 初マラソンで2時間9分57秒、15位。 |
| 2026年10月 | カーディフ・ハーフマラソン | 1時間2分09秒で6位入賞。 |
大学時代の大きな転機は、駅伝の主力として経験を積み、4年時に主将を務めたことです。第96回箱根駅伝では3区を走り、青山学院大学の総合優勝に貢献しました。
東京箱根間往復大学駅伝競走の公式記録では、第94回大会の1区で区間5位、第95回大会の10区で区間2位、第96回大会の3区で区間4位と記録されています。異なる区間を任されてきた点からも、チームの戦力として幅広い役割を担っていたことが分かります。
大学卒業後のSGホールディングス時代には、2022年の日本選手権で男子5000m4位に入賞。2024年10月にGMOインターネットグループへ移籍した後も、トラック競技を続けながら駅伝やロードレースに挑戦しています。
【5000m成績を検証】日本選手権4位から2026年の最新記録まで
鈴木塁人選手の実績を語るうえで外せないのが、トラック競技でのスピードです。2022年6月9日に大阪市のヤンマースタジアム長居で開催された第106回日本陸上競技選手権大会の男子5000m決勝では、13分32秒39で4位に入りました。
大会結果を掲載したSGホールディングス陸上競技部の記録では、優勝は遠藤日向選手の13分22秒13、2位は松枝博輝選手の13分30秒15、3位は清水歓太選手の13分31秒51でした。鈴木選手は日本のトップ選手が集う決勝で上位に食い込んでいます。
GMOインターネットグループの選手紹介ページに掲載されている自己ベストは、5000mが13分29秒21、10000mが27分43秒97、ハーフマラソンが1時間1分45秒、フルマラソンが2時間9分57秒です。
一方、2026年の競技結果を見ると、シーズン中も高い水準でトラック競技に取り組んでいることが分かります。7月5日の第74回全日本実業団対抗陸上競技選手権では10000mを27分50秒61で走り、月刊陸上競技の大会結果報道では日本人トップの6位と紹介されました。
さらに、7月11日のホクレン・ディスタンスチャレンジ2026北見大会では5000mを13分35秒01で走っています。これは公式プロフィール掲載の自己ベスト13分29秒21とは別のレース記録ですが、2026年シーズンの競技力を確認するうえで重要な数字です。
注目したいのは、5000mの自己ベストだけで選手の現在地を判断できないことです。10000mの記録、ロードレースの成績、駅伝の区間順位を合わせて見ることで、鈴木選手がどの距離でも競技経験を積み重ねていることが見えてきます。
【ニューイヤー駅伝2026】3区区間2位で示した実力とは?
2026年1月1日に群馬県で開催された第70回全日本実業団対抗駅伝競走大会、通称ニューイヤー駅伝2026は、鈴木塁人選手の社会人キャリアを振り返るうえで大きな節目となりました。
GMOインターネットグループ陸上部の公式大会結果によると、チームは7区間100kmを4時間44分00秒で走破し、大会新記録で初優勝を達成しました。創部10年目、7回目の挑戦でつかんだ実業団駅伝日本一です。
鈴木選手が担当したのは、15.3kmの3区。記録は43分07秒で、区間順位は2位でした。区間賞は富士通の篠原倖太朗選手が記録した42分53秒です。
3区は、各チームの長距離エース級の選手が競い合う区間の一つです。15kmを超える距離で安定したペースを保ちながら、チーム全体の順位争いにも対応しなければなりません。そこで区間2位に入ったことは、鈴木選手の持久力とレース対応力を示す実績といえます。
また、GMOの優勝は鈴木選手一人の成績だけで実現したものではありません。2区の今江勇人選手が区間2位、4区のマイケル選手も区間2位、5区の太田蒼生選手と6区の嶋津雄大選手が区間賞を獲得するなど、複数の区間で強さを発揮しました。鈴木選手の好走は、チーム全体の高い競技力を構成する重要な要素でした。
大学時代には青山学院大学の主将として箱根駅伝の総合優勝を経験し、社会人になってからは実業団駅伝で日本一を経験したことになります。学生駅伝で培った経験を、実業団という異なる舞台でも結果につなげた点に、鈴木選手のキャリアの一貫性があります。
【2026年最新】初マラソンからカーディフ6位まで、ロード競技でも前進
2026年の鈴木塁人選手を語るうえでは、ニューイヤー駅伝だけでなく、ロード競技への挑戦も見逃せません。
2月1日の第74回別府大分毎日マラソンでは、初マラソンに挑戦。2時間9分57秒で15位となりました。フルマラソンは5000mや10000mとは異なり、長時間にわたって一定のペースを維持する力や、後半の体力管理が求められます。初挑戦で2時間10分を切る記録を残したことは、今後のマラソン競技を考えるうえで注目すべき結果です。
続くトラックシーズンでは、前述のとおり7月に10000mで27分50秒61、5000mで13分35秒01を記録。トラックのスピードを維持しながら、長い距離への適応を進めていることがうかがえます。
そして、2026年10月4日に英国ウェールズのカーディフで開催されたカーディフ・ハーフマラソンでは、1時間2分09秒で6位に入りました。月刊陸上競技の報道によると、この記録は2019年に記録した自己ベスト1時間1分45秒に次ぐ自己2番目のタイムです。
後半にペースを上げてフィニッシュした点も報じられており、単に完走するだけでなく、競技レベルの高い国際ロードレースで上位を争う力を見せました。
2026年10月時点での最新の大きな競技結果は、このカーディフ・ハーフマラソンでの6位です。年初の実業団駅伝優勝、2月の初マラソン、夏のトラック競技、秋の海外ハーフマラソンと、異なる距離のレースを経験していることが、現在の鈴木選手の特徴です。
【プロの結論】鈴木塁人の強みは駅伝力とトラック・ロードの総合力
鈴木塁人選手の競技歴を整理すると、評価のポイントは大きく三つあります。
第一は、駅伝で安定して力を発揮してきた経験です。青山学院大学では主将を務め、箱根駅伝の総合優勝に貢献しました。社会人になってからも、2026年ニューイヤー駅伝の3区区間2位という結果を残しています。駅伝では個人記録だけでなく、担当区間でチームにどのような貢献をしたかが重要です。
第二は、トラック競技で積み上げてきたスピードです。2022年日本選手権5000m4位という実績に加え、自己ベストは5000m13分29秒21、10000m27分43秒97。2026年も両種目で競技を続け、実業団のトップ選手と競り合っています。
第三は、ロード競技への展開です。2026年2月の初マラソンで2時間9分57秒を記録し、10月にはハーフマラソンで6位に入賞しました。駅伝で求められる持久力に加えて、ロードレースで必要となるペース配分や距離への対応力を磨いている段階と考えられます。
一方で、これらの結果から将来のマラソン成績や次回駅伝での順位まで断定することはできません。競技種目ごとに求められる能力は異なり、選手の状態やレース展開によって結果も変わるためです。
今後の鈴木選手を見る際は、単発の順位だけでなく、5000m・10000mの記録、ロードレースでのタイム、駅伝での区間順位を合わせて確認するのがおすすめです。複数の指標を追うことで、選手としての成長や得意分野の変化をより正確に把握できます。
【鈴木塁人】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:鈴木塁人の読み方は「すずきるいと」ですか?
A1:いいえ。「すずき たかと」と読みます。GMOインターネットグループ陸上競技部や箱根駅伝の公式記録でも、この読み方が使われています。
Q2:鈴木塁人は現在どこの実業団に所属していますか?
A2:2026年現在はGMOインターネットグループ陸上競技部に所属しています。2020年の大学卒業後はSGホールディングスで競技を続け、2024年10月にGMOへ加入しました。
Q3:鈴木塁人の主な成績は何ですか?
A3:2022年日本陸上競技選手権大会の男子5000m4位、2026年ニューイヤー駅伝の3区区間2位、同年カーディフ・ハーフマラソンの6位などが主な実績です。2026年のニューイヤー駅伝では、所属するGMOインターネットグループが大会新記録で初優勝しました。
まとめ:鈴木塁人の2026年は新たな距離への挑戦が続く
鈴木塁人選手は、千葉県柏市出身の長距離ランナーです。流通経済大学付属柏高等学校から青山学院大学へ進み、大学駅伝の主力として活躍。卒業後はSGホールディングスを経て、2024年10月からGMOインターネットグループ陸上競技部に所属しています。
2026年は、ニューイヤー駅伝の3区区間2位とチーム初優勝、初マラソンでの2時間9分57秒、5000m・10000mでの競技、そしてカーディフ・ハーフマラソンの6位と、幅広い舞台で実績を重ねました。
2022年の日本選手権男子5000m4位は、鈴木選手のトラック競技における代表的な実績です。そして2026年の成績からは、駅伝で培った力をロード競技にも生かそうとする現在の姿が見えてきます。
今後の注目点は、トラックでのスピードをどこまで維持しながらマラソンで結果を伸ばせるか、そして実業団駅伝で再びチームの優勝に貢献できるかという二つです。駅伝、トラック、ロードの各成績を追うことで、鈴木塁人選手の競技人生をより立体的に理解できるでしょう。 (出典: 鈴木 塁 人(Yahoo!ニュース))