2026年のFIFAワールドカップ抽選は、2025年12月5日(現地時間)、米国ワシントンDCのジョン・F・ケネディ舞台芸術センターで開催されました。48チームが参加する新方式の大会に向け、全12グループの組み合わせが決まり、日本代表はグループFに入りました。
日本の対戦相手はオランダ、スウェーデン、チュニジアの3か国です。抽選時には欧州プレーオフの勝者が未確定でしたが、その後の予選を経てスウェーデンが出場権を獲得。FIFAは翌12月6日に会場とキックオフ時刻を含む更新版の日程を発表し、大会は2026年6月11日から7月19日まで行われました。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 日本代表の抽選結果:グループFでオランダ、スウェーデン、チュニジアと対戦する組み合わせになった。
- 抽選の基本ルール:48チームを4チームずつ12グループに分け、原則として同一大陸連盟のチームが同じ組に重ならないよう制限する。
- 抽選後の日程:2025年12月6日に試合会場とキックオフ時刻を含む日程が発表され、日本はグループステージを2勝1分けで終えた。
【2026年ワールドカップ抽選結果】日本代表はグループFに決定
日本代表が入ったのは、オランダ、スウェーデン、チュニジアと同居するグループFです。抽選時のポット分けでは日本がポット2、オランダがポット1、チュニジアがポット3、欧州プレーオフBの勝者がポット4に配置されていました。
抽選会の時点では、ポット4の欧州プレーオフB枠に入る国は確定していませんでした。候補はアルバニア、ポーランド、スウェーデン、ウクライナの4か国。その後、スウェーデンがプレーオフを勝ち抜き、日本の対戦相手が確定しました。
グループFの特徴は、FIFAランキング上位のオランダに加え、欧州勢のスウェーデン、アフリカ勢のチュニジアがそろったことです。日本にとっては、異なる地域のチームに対する戦術的な対応力が問われる組み合わせとなりました。
なお、2026年大会はすでに終了しています。日本はグループステージでオランダと2-2、チュニジアに4-0、スウェーデンと1-1という結果を残し、2勝1分けで決勝トーナメントに進出。ラウンド32ではブラジルに1-2で敗れました。抽選時の予想と実際の結果を分けて振り返ることが、組み合わせの難易度を正しく理解するポイントです。
【全12グループ組み合わせ表】ワールドカップ抽選の結果を一覧で確認
FIFAが公表した最終的なグループ構成をまとめました。抽選時に未確定だったプレーオフ枠は、予選終了後の出場国に置き換えています。グループ名だけでなく、各組にどの大陸のチームが入ったのかにも注目すると、対戦の特徴をつかみやすくなります。
| グループ | 組み合わせ |
|---|---|
| A | メキシコ、南アフリカ、韓国、チェコ |
| B | カナダ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、カタール、スイス |
| C | ブラジル、モロッコ、ハイチ、スコットランド |
| D | 米国、パラグアイ、オーストラリア、トルコ |
| E | ドイツ、キュラソー、コートジボワール、エクアドル |
| F | オランダ、日本、スウェーデン、チュニジア |
| G | ベルギー、エジプト、イラン、ニュージーランド |
| H | スペイン、カーボベルデ、サウジアラビア、ウルグアイ |
| I | フランス、セネガル、イラク、ノルウェー |
| J | アルゼンチン、アルジェリア、オーストリア、ヨルダン |
| K | ポルトガル、コンゴ民主共和国、ウズベキスタン、コロンビア |
| L | イングランド、クロアチア、ガーナ、パナマ |
優勝候補が複数入った組だけでなく、初出場国や比較的国際大会での経験が少ない国がどこに入ったかも見どころです。たとえばグループHではスペインとウルグアイが同居し、グループIにはフランス、セネガル、ノルウェーが入りました。一方、グループCではブラジルとモロッコが顔を合わせる構成となっています。
2026年大会は米国、カナダ、メキシコの3か国で開催され、出場国は従来の32か国から48か国へ拡大しました。グループ数も従来の8組から12組に増えています。組み合わせ表を読む際は、各国の実力だけでなく、グループステージ突破後の対戦経路まで考えることが大切です。
【ワールドカップ抽選会の日程と会場】ワシントンDCで何が決まった?
2026年大会の最終抽選会は、2025年12月5日、米国ワシントンDCのジョン・F・ケネディ舞台芸術センターで実施されました。FIFAの発表によると、会場には約2,000人の国際的な招待客が集まり、世界各地の視聴者も抽選の行方を見守りました。
抽選会は現地時間の正午に始まり、各ポットからチームを引いて12グループの構成を決める手順で進行しました。司会進行は元イングランド代表主将のリオ・ファーディナンド氏らが担当し、スポーツ界の著名人も抽選を補助しました。
ただし、抽選会ですべての試合情報が決まったわけではありません。抽選で確定するのは主にグループの対戦相手です。各試合の開催スタジアムやキックオフ時刻などを含む更新版の日程は、翌12月6日にFIFAから発表されました。
抽選日と試合日程の発表日を整理すると、次のようになります。
- 2025年12月5日:最終抽選会を開催し、全12グループの組み合わせを決定。
- 2025年12月6日:試合会場やキックオフ時刻を含む更新版の大会日程を発表。
- 2026年3月:欧州プレーオフなどを通じて、抽選時に残っていた出場枠が確定。
- 2026年6月11日~7月19日:米国、カナダ、メキシコの3か国で本大会を開催。
日本のように開催国から離れた地域の代表を応援する場合、抽選結果と試合日程は分けて確認する必要があります。対戦相手が分かっていても、開催都市や現地時刻が確定しなければ、移動計画や日本時間での観戦予定は組み立てられないためです。
【ワールドカップ抽選ポット一覧】日本代表はなぜポット2だったのか
抽選の公平性を理解するうえで欠かせないのが、抽選前のポット分けです。FIFAは2025年11月19日付の男子世界ランキングを基準に、開催国の扱いを加味しながらチームを振り分けました。日本代表は同ランキングで18位となり、ポット2に入りました。
開催国のカナダ、メキシコ、米国は、ランキングにかかわらずポット1に配置されました。残るポット1にはランキング上位のチームが入り、ポット2からポット4までの各12枠を含め、計48チーム分の枠が整えられました。
抽選時点のポット一覧は以下のとおりです。
ポット1
カナダ、メキシコ、米国、スペイン、アルゼンチン、フランス、イングランド、ブラジル、ポルトガル、オランダ、ベルギー、ドイツ
ポット2
クロアチア、モロッコ、コロンビア、ウルグアイ、スイス、日本、セネガル、イラン、韓国、エクアドル、オーストリア、オーストラリア
ポット3
ノルウェー、パナマ、エジプト、アルジェリア、スコットランド、パラグアイ、チュニジア、コートジボワール、ウズベキスタン、カタール、サウジアラビア、南アフリカ
ポット4
ヨルダン、カーボベルデ、ガーナ、キュラソー、ハイチ、ニュージーランド、欧州プレーオフA・B・C・Dの勝者、FIFAプレーオフトーナメント1・2の勝者
ここで押さえたいのは、ポット2が「弱いチームの集まり」を意味するわけではないことです。日本はランキング上位国と同じポット1には入らなかったものの、ポット2にはクロアチア、モロッコ、コロンビア、ウルグアイ、スイスなど、実力のある国々が並びました。
ポット分けの役割は、ランキングに応じて抽選の出発点を整理し、各グループに特定の強豪が集中しすぎる可能性を抑えることです。ポット2に入った日本は、原則としてポット1のチームと同じ組に入り、さらにポット3、ポット4から対戦相手が加わる構成でした。
【ワールドカップ抽選ルールの仕組み】同一大陸連盟の制限とは
FIFAワールドカップの抽選は、単にくじを引いてチームを並べるだけではありません。大陸連盟の偏りを抑えるための制限や、開催国の配置、決勝トーナメントの経路に関するルールが組み込まれています。
FIFAが公表した2026年大会の抽選手順では、原則として同じ大陸連盟のチームを同一グループに複数配置しない方式が採用されました。ただし、欧州サッカー連盟(UEFA)は出場枠が多いため例外となり、各グループに最低1チーム、最大2チームまで入ることが認められています。
また、開催国には事前にグループと配置位置が割り当てられました。メキシコはグループAのA1、カナダはグループBのB1、米国はグループDのD1です。開催国の初戦や大会運営をあらかじめ計画しやすくするための措置です。
抽選の基本的な流れは、ポット1から始まり、ポット2、ポット3、ポット4の順に進みます。ポット2以降では、引かれた国がどのグループに入るかだけでなく、グループ内の配置位置も定められた方式に従って決まります。
さらに、FIFAはランキング上位チームの決勝トーナメント経路にも配慮しました。2025年11月のランキングで上位だったスペインとアルゼンチンは、両チームがグループ首位で突破した場合に決勝前に対戦しないよう、別々の経路に配置される仕組みが設けられました。フランスとイングランドにも同様の考え方が適用されています。
この仕組みから分かるのは、抽選がグループステージだけを対象にしているわけではないということです。大会全体の競技バランスや開催計画まで考慮されており、抽選結果を評価するときは、グループ内の相手と突破後の経路を切り分けて見る必要があります。
【日本代表のグループ分けを検証】抽選結果と実際の試合日程
日本代表のグループFを評価する際は、相手の知名度だけで難易度を決めないことが大切です。オランダは欧州の強豪として知られ、スウェーデンも欧州予選を勝ち抜いたチームです。チュニジアはアフリカ勢であり、戦術や試合展開の傾向も異なります。
抽選時点では、オランダとの対戦が大きな注目を集める一方、ポット3のチュニジア戦やポット4のプレーオフ勝者との試合も、勝ち点を積み上げるうえで重要なカードでした。グループステージは3試合しかないため、特定の1試合だけに注目するのではなく、3試合全体の勝ち点計画を考える必要があります。
抽選後に発表された日程に基づく日本のグループステージの結果は、次のとおりです。
- 6月14日:オランダと2-2で引き分け。
- 6月20日:チュニジアに4-0で勝利。
- 6月25日:スウェーデンと1-1で引き分け。
日本は2勝1分けでグループステージを終え、決勝トーナメントに進出しました。ラウンド32ではブラジルと対戦し、1-2で敗退しています。抽選時の組み合わせだけでは結果を予測しきれず、試合ごとの戦術、選手のコンディション、試合中の修正が最終的な成績を左右することが分かります。
また、2026年大会ではグループ各組の上位2チームに加え、3位チームのうち成績上位8チームもラウンド32へ進む方式が採用されました。従来の32チーム大会とは異なり、グループ3位でも次のラウンドに進める可能性があります。そのため、勝ち点だけでなく得失点差や総得点も、突破を左右する要素になりました。
【歴代ワールドカップ抽選方式と比較】48チーム制で何が変わった?
2026年大会の大きな特徴は、出場国が32か国から48か国に増えたことです。1998年から2022年までの大会では、32チームが8グループに分かれ、各組の上位2チームが決勝トーナメントへ進む方式が基本でした。2026年大会では12グループ制となり、決勝トーナメントもラウンド32から始まります。
出場枠の拡大により、これまで本大会への出場が難しかった国にも機会が広がりました。一方で、抽選で組み合わせを決める際には、グループ数だけでなく、プレーオフ枠の扱い、同一大陸連盟の制限、3位チームの成績比較など、確認すべき条件も増えています。
大会形式の違いを理解すると、過去大会と2026年大会の組み合わせを単純に比較できない理由も見えてきます。32チーム制では各組2位以内が突破の基本条件でしたが、48チーム制では3位からの突破もあり得ます。その結果、グループステージの最終戦で必要となる勝ち点や得失点差の計算も、従来とは異なる意味を持ちます。
【プロの結論】ワールドカップの抽選結果を見るときは、まずポット分け、次に大陸連盟の制限、最後に決勝トーナメントへの進出条件を確認するのが合理的です。「強豪と同じ組だから不利」「ポット2だから有利」といった単純な評価では、実際の突破可能性を十分に捉えられません。日本代表のグループFも、対戦相手の名前だけで判断するのではなく、3試合の勝ち点配分と得失点差、さらに突破後の対戦経路まで含めて見ることで、抽選結果の意味をより正確に理解できます。
【ワールドカップ抽選】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のワールドカップ抽選会はいつ、どこで開催されましたか?
A1:2025年12月5日(現地時間)に、米国ワシントンDCのジョン・F・ケネディ舞台芸術センターで開催されました。全48チームを12グループに分ける抽選が行われ、翌12月6日に会場やキックオフ時刻を含む更新版の日程が発表されました。
Q2:日本代表はどのグループに入り、対戦相手はどこでしたか?
A2:日本はグループFに入り、オランダ、スウェーデン、チュニジアと対戦しました。日本はグループステージを2勝1分けで突破し、ラウンド32でブラジルに1-2で敗れました。
Q3:日本代表がポット2に入った理由は何ですか?
A3:FIFAが抽選の基準とした2025年11月19日付の男子世界ランキングで、日本は18位でした。開催国3か国をポット1に配置したうえで、ランキングなどに基づいて残るチームを振り分けた結果、日本はポット2となりました。
まとめ:ワールドカップ抽選結果を正しく読み解くために
2026年のワールドカップ抽選は、2025年12月5日にワシントンDCで行われ、日本代表はオランダ、スウェーデン、チュニジアと同じグループFに入りました。抽選時に残っていたプレーオフ枠はその後確定し、FIFAは翌12月6日に試合会場とキックオフ時刻を含む更新版の日程を発表しました。
48チーム制では、ポット分けや大陸連盟の制限に加え、グループ3位からの突破条件も理解しておく必要があります。抽選結果は大会の出発点ですが、それだけで勝敗や突破の成否が決まるわけではありません。日本代表の実際の戦績を振り返っても、組み合わせ表と試合内容の両方を確認することが、ワールドカップを深く楽しむための最も確かな方法です。 (出典: ワールド カップ 抽選(Yahoo!ニュース))