2026年10月27日現在、「24時間テレビ」の募金額ランキングで歴代1位に立つのは、2025年の第48回で記録した20億1,332万6,946円です。長年、最高額として知られてきた2011年の19億8,641万4,252円を上回り、初めて20億円の大台を突破しました。
一方、2026年の第49回も、9月30日現在で15億5,436万6,256円に到達しています。ただし、これは最終確定額ではなく、2027年7月初旬に最終発表が予定されている集計途中の金額です。2025年の確定額と2026年の速報的な集計額を同列に扱わないことが、歴代ランキングを正しく読むポイントになります。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 歴代1位:2025年の第48回で20億1,332万6,946円を記録。2011年の最高記録を更新しました。
- 2026年最新:9月30日現在の寄付金総額は15億5,436万6,256円で、暫定4位です。
- 累計と使い道:49年間の累計寄付金は同日時点で484億8,494万1,009円。福祉、環境保護、災害復興などの支援に活用されています。
【2026年最新】24時間テレビの募金額は15億5,436万6,256円
公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会の寄付金総額一覧と、2026年10月26日に公表された系列局の報告によると、第49回「24時間テレビ」の寄付金総額は15億5,436万6,256円です。対象となるのは、2026年6月1日から9月30日までの4か月間に全国から寄せられた寄付金です。
2026年8月29日・30日に放送された番組の終了時点では、募金額は約7億2,560万円でした。その後、各地の募金会場やキャッシュレス募金などを通じて寄付が集まり、9月末時点の集計では15億円を超えています。
2026年分の内訳は、次の4区分です。
- 一般募金:9億6,753万6,140円
- マラソン「できた!を増やす子ども募金」:4億1,224万6,566円
- スペシャルドラマなど「いのちをつなぐがん募金」:8,492万3,055円
- 「熊本地震緊急募金」:8,966万495円
この4区分の合計が、15億5,436万6,256円です。単にマラソンで集まった金額だけを見るのではなく、一般募金や目的別募金を合わせた総額を確認する必要があります。
なお、2026年分の最終集計は2027年5月31日まで行われ、最終的な寄付金総額は2027年7月初旬に発表される予定です。したがって、2026年のランキング順位は現段階では暫定的なものです。
【歴代募金額ランキング】2025年が1位、2011年・2024年との違いは?
24時間テレビチャリティー委員会が公表している歴代の寄付金総額を比較すると、2025年が1位、2011年が2位、2024年が3位となります。2026年の集計途中の金額は、2019年や2013年の確定額を上回り、暫定4位に位置しています。
以下は、2026年9月30日現在の集計を含めた、寄付金総額の上位10件です。2026年分のみ最終確定前の金額である点に注意してください。
| 順位 | 放送年・回 | 寄付金総額 |
|---|---|---|
| 1位 | 2025年・第48回 | 20億1,332万6,946円 |
| 2位 | 2011年・第34回 | 19億8,641万4,252円 |
| 3位 | 2024年・第47回 | 15億8,955万4,167円 |
| 4位・暫定 | 2026年・第49回 | 15億5,436万6,256円 |
| 5位 | 2019年・第42回 | 15億5,015万8,595円 |
| 6位 | 2013年・第36回 | 15億4,522万6,444円 |
| 7位 | 1978年・第1回 | 11億9,011万8,399円 |
| 8位 | 2012年・第35回 | 11億6,847万1,704円 |
| 9位 | 2008年・第31回 | 10億8,366万6,922円 |
| 10位 | 1995年・第18回 | 10億5,679万8,341円 |
出典:公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会「寄付金総額」の公表データ。2026年分は2026年9月30日現在。
2025年は2011年の記録を約2,691万円上回った
2011年の第34回は、東日本大震災が発生した年にあたります。寄付金総額は19億8,641万4,252円となり、長年にわたって歴代最高額として知られてきました。当時の日本テレビの事業報告でも、歴代最高額を記録したことが報告されています。
その記録を更新したのが、2025年の第48回です。最終確定額は20億1,332万6,946円で、2011年との差は2,691万2,694円。わずかな差に見えますが、20億円という大台を超えたことも、歴代ランキング上の大きな節目です。
2024年も歴代3位の高水準
2024年の第47回は15億8,955万4,167円で、2025年の記録更新に先立ち、歴代2位となっていました。2025年の確定額は2024年を4億2,377万2,779円上回っています。
2026年の集計途中の金額は2024年の確定額には届いていませんが、2019年の15億5,015万8,595円を約421万円上回っています。今後の集計で金額が変われば順位も変動する可能性があるため、2026年分については「暫定4位」として把握するのが適切です。
【2025年募金額の真相】速報値19億円台から確定額20億円台へ
2025年の募金額を調べると、19億5,915万23円という数字を見かけることがあります。一方、歴代ランキングや公式の最新一覧には20億1,332万6,946円と掲載されています。この違いは、数字の誤記ではなく、集計対象となる期間が異なるためです。
2025年10月26日に公表された初期の集計額は、2025年6月1日から9月30日までの4か月間に寄せられた寄付金でした。この段階では、最終確定額ではなく、19億5,915万23円と発表されています。
その後、2026年5月31日までの寄付金を含めて集計が進められ、2026年7月13日に最終的な寄付金総額として20億1,332万6,946円が公表されました。初期の集計額との差は5,417万6,923円です。
この経緯から、2025年の数字を比較する際は、発表日だけでなく、どの期間を対象にした集計なのかを確認することが重要です。
2026年の現在値も、まだ最終確定額ではない
2026年分についても、同じように集計期間を区別する必要があります。放送終了時点の約7億2,560万円は、その時点で公表された速報的な数字です。9月30日現在の15億5,436万6,256円は、その後の寄付も含む4か月間の集計額であり、最終確定額ではありません。
第49回の集計期間は2026年6月1日から2027年5月31日までです。2027年7月初旬の最終発表までは、現在の金額を確定値として扱うことはできません。
歴代ランキングでは2022年以降の決算期間にも注意
歴代募金額の年別比較では、2022年から2023年にかけての決算期変更も押さえておきたいポイントです。公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会は、決算期を9月から5月へ変更しました。その調整に伴い、2022年10月1日から2023年5月31日までの8か月間は「決算期変更調整期間」として別に集計され、寄付金総額は6,237万8,342円でした。
第46回にあたる2023年分からは、新しい事業年度である6月1日から翌年5月31日までの集計が採用されています。こうした会計期間の違いを知らずに、単純に放送年だけで数字を比較すると、集計の対象範囲を誤解する可能性があります。
【募金の使い道】マラソン子ども支援募金と一般募金の実態
24時間テレビの募金額を評価するうえでは、総額の大きさだけでなく、集まったお金が何に使われたのかも欠かせません。公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会は、寄付金を福祉支援、環境保護活動支援、災害復興支援などのチャリティー事業に活用すると説明しています。
2025年の第48回では、目的を明確にした募金が大きな割合を占めました。2026年7月13日に公表された最終報告では、マラソン子ども募金が7億9,186万1,759円、能登復興支援募金が7,314万9,123円、パラスポーツ応援募金が3,929万637円、一般募金が10億6,900万6,506円と報告されています。このほか、アートオークションやチャリティーライブなどによる支援も含まれています。
マラソン子ども募金は何に使われるのか
2025年の「横山さんのマラソン子ども募金」は、全国の児童養護施設、母子生活支援施設、子ども食堂・フードパントリーなどを対象とした支援に充てられています。
2026年7月に公表された使途報告によると、児童養護施設の子どもたちには外食やレジャーの体験、教育支援などを実施。母子生活支援施設には家財道具や家電製品、食支援などを行い、子ども食堂やフードパントリーには食支援を届ける計画が示されています。寄付金の一部は、今後も継続して支援を行うために繰り越されます。
2024年の第47回でも、マラソンを通じた児童養護施設支援募金が実施され、5億493万6,310円が集まりました。公式報告では、全国606か所の児童養護施設への物品贈呈などに加え、施設を巣立った若者たちへの継続支援も計画されています。
福祉車両や障害者スポーツ、災害復興への支援
一般募金は、福祉車両の贈呈、障害者スポーツ支援、環境保護活動、自然災害の被災地支援など、幅広い分野で活用されます。2025年分の使途報告では、車いすで乗車できる車両や訪問入浴車、福祉サポート車、電動車いすなどの支援実績が公表されました。
また、能登半島の復興支援では、被災した学校への支援や少年スポーツ支援などが行われています。パラスポーツ支援では、スポーツ用義足や陸上競技用の車いすなど、競技参加を支える物品も支援対象です。
こうした活動を確認する際は、番組中に紹介された支援だけでなく、チャリティー委員会が後日公開する「寄付金使い道のご報告」も参照することが大切です。寄付金総額と実際の支出・繰越金を照らし合わせることで、募金の活用状況をより具体的に把握できます。
【募金の仕組み】24時間テレビチャリティー委員会と寄付の流れ
24時間テレビの募金は、日本テレビ単独で管理する仕組みではありません。全国の系列局などで構成される公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会を通じて、寄付金が各種の支援事業に活用されます。
募金の方法には、指定された募金会場での寄付、銀行振込、キャッシュレス募金、対象店舗での募金、チャリティーグッズの収益などがあります。利用できる方法や受付期間はそれぞれ異なるため、参加する場合は公式の募金案内や各地域の系列局の情報を確認する必要があります。
委員会の公式案内では、指定された会場以外での街頭募金や、家庭を訪問して募金を集める活動は行っていないと注意喚起しています。番組名を名乗る募金活動であっても、公式に案内されている方法かどうかを確認することが、寄付をする側にとっての基本的な安全対策です。
募金は運営経費に使われるのか
寄付金の使途について、チャリティー委員会は、預かった寄付金を全てチャリティー事業費として使用すると説明しています。また、委員会の運営経費は、日本テレビを含む委員会の構成会社31社が負担すると公表しています。
一方、使途報告には、キャッシュレス募金の決済手数料や支援物資の配送費、事業委託費など、チャリティー事業に関連する費用も記載されています。寄付金の活用を正確に理解するには、「運営経費を構成会社が負担する」という説明と、個々の支援事業に伴う費用の内訳を分けて読む必要があります。
2025年分の公式報告では、使用実績に加え、翌期以降に活用するための繰越金も公表されています。集まった金額が全て同じ年度内に支出されるとは限らないため、繰越金があることだけで不適切な支出と判断するのではなく、何のために繰り越し、どのような支援に充てるのかを確認することが重要です。
49年間の累計募金額は484億円超
チャリティー委員会の公表データによると、1978年の第1回から2026年の第49回までの累計寄付金総額は、2026年9月30日現在で484億8,494万1,009円です。約49年にわたって寄せられてきた寄付は、福祉、環境保護、災害復興などの活動を支える規模になっています。
ただし、この累計額も2026年分の最終確定前に公表された時点の数字です。2027年の最終集計によって2026年分の総額が確定すれば、累計額も更新される可能性があります。
【プロの結論】募金額ランキングは「総額・期間・使い道」の3点で読む
24時間テレビ募金額ランキングを正しく理解するためには、単に順位だけを追うのではなく、数字の性質を見極めることが大切です。特に、2025年の歴代最高額と2026年の最新集計を比較する際には、次の3点が判断基準になります。
- 総額:一般募金だけでなく、マラソン子ども募金や災害復興などの目的別募金を含む総額なのかを確認する。
- 集計期間:放送終了時の速報値なのか、数か月間の中間集計なのか、事業年度を締めた最終確定額なのかを確認する。
- 使い道:支援先、実際の支出、繰越金、事業に伴う費用などが公式資料で説明されているかを確認する。
2025年は20億1,332万6,946円で歴代最高額を更新し、2011年の記録を上回りました。一方、2026年は9月30日現在で15億5,436万6,256円となり、暫定4位です。この2つの数字は、どちらも公式に公表された金額ですが、集計の確定度が異なります。
募金額が多い年ほど支援の規模も大きくなる可能性がありますが、総額だけで支援の質や効果の全てが決まるわけではありません。どの分野に、どれだけの資金が届けられ、どのような成果や継続支援につながったのか。寄付金総額と使途報告をセットで確認することが、チャリティー活動を評価するうえでの重要な視点です。
【24時間テレビ募金額ランキング】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:24時間テレビの歴代募金額1位は何年ですか?
A1:2025年の第48回です。最終確定額は20億1,332万6,946円で、2011年の19億8,641万4,252円を上回りました。
Q2:2026年の募金額はいくらですか?
A2:2026年9月30日現在で15億5,436万6,256円です。現時点では暫定4位で、最終的な寄付金総額の発表は2027年7月初旬に予定されています。
Q3:2025年の募金額が19億円台と20億円台の2種類あるのはなぜですか?
A3:19億5,915万23円は2025年6月1日から9月30日までの初期集計額で、20億1,332万6,946円は2026年5月31日までを対象にした最終確定額だからです。
Q4:2011年の募金額はいくらでしたか?
A4:19億8,641万4,252円です。東日本大震災が発生した年の第34回で、2025年に記録が更新されるまで歴代最高額でした。
Q5:24時間テレビの募金は何に使われますか?
A5:福祉車両の贈呈、子ども支援、障害者スポーツ、環境保護、自然災害の復興支援などに活用されます。目的別募金は、それぞれ指定された支援分野に使用され、詳細はチャリティー委員会の使途報告で公表されています。
まとめ:2026年最新の募金額と今後のランキングに注目
2026年10月27日現在、24時間テレビ募金額ランキングの歴代1位は、2025年の第48回が記録した20億1,332万6,946円です。2011年の最高記録を更新し、番組史上初めて20億円を突破しました。2024年も15億8,955万4,167円で歴代3位に入り、近年は高額な寄付が続いています。
2026年の第49回は、9月30日現在で15億5,436万6,256円となり、暫定4位です。ただし、最終確定は2027年7月初旬の予定であり、現段階の順位は今後変わる可能性があります。
歴代最高額や年別比較を調べる際は、放送終了時の速報値と事業年度の確定額を混同しないこと、集計期間を確認すること、そして寄付金の使い道まで確認することが大切です。49年間で484億円を超えた累計寄付金が、今後どのような支援につながっていくのか。2027年に予定される最終発表と、継続的に公開されるチャリティー事業の報告が注目されます。 (出典: 24 時間 テレビ 募金 額 ランキング(Yahoo!ニュース))