三山ひろしといえば、伸びやかな歌声とともに、NHK紅白歌合戦の「けん玉世界記録への挑戦」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。2025年12月31日の第76回NHK紅白歌合戦では、三山ひろしが「酒灯り~第9回けん玉世界記録への道~」を披露し、129人が連続してけん玉の玉を皿に乗せる世界記録を達成しました。司会の有吉弘行も参加したこの企画は、演歌のステージを超えた年末の名物となっています。日刊スポーツなどの報道によると、2025年の挑戦では参加者の約半数が初参加だったことも明らかになりました。
一方で、2023年には一度成功と発表された記録が映像確認によって失敗に訂正される異例の事態も起きています。なぜ三山ひろしはけん玉に取り組むようになったのか。けん玉検定四段の実力、歴代の挑戦人数、失敗を左右するルール、そして2026年現在の活動まで、これまでの報道と本人の発言をもとに整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 最新の世界記録:2025年12月31日の第76回NHK紅白歌合戦で129人連続成功を達成。
- 2023年の判定訂正:128人で挑戦した際、いったん成功と認定されたものの、映像の再確認で失敗に変更された。
- けん玉の実力:三山ひろしはけん玉検定四段。2026年2月の報道では、五段を目指して練習していることも紹介された。
- 企画の始まり:もともとはファンと一緒に昔ながらの遊びを楽しむために始めた取り組みだった。
- 2026年の最新状況:10月27日時点で、直近の紅白で確認できる達成記録は129人。2026年末の第77回紅白の結果はまだ出ていない。
【紅白名物の理由】三山ひろしはなぜ129人のけん玉世界記録に挑むのか
三山ひろしのけん玉企画が大みそかの名物になった背景には、演歌の歌唱と、全員の成功をつなぐ緊張感のあるパフォーマンスが一体になっていることがあります。
第76回NHK紅白歌合戦が開催された2025年12月31日、三山は11年連続11回目の出場を果たし、「酒灯り~第9回けん玉世界記録への道~」を披露しました。日刊スポーツの報道によると、今回は129人が連続でけん玉の玉を皿に乗せることに成功し、世界記録を更新。最後の129人目を務めた三山も技を決め、ガッツポーズとともに喜びを表しました。
この企画の記録名は「連続してけん玉をキャッチした人の最も長い列」。英語では「Longest line of people catching a kendama ball consecutively」とされます。単に大勢でけん玉を披露するのではなく、一人ずつ成功をつなぎ、連続成功者数を伸ばしていく点が特徴です。一般社団法人グローバルけん玉ネットワーク(GLOKEN)の解説でも、紅白では大皿に玉を乗せる技を連続して成功させる形式が紹介されています。
2025年の挑戦では、紅白司会の有吉弘行、新浜レオン、DJ KOOらも参加しました。日刊スポーツは、参加者129人のうち約半数が初参加だったと報道しています。経験者だけで固められない大規模な企画だからこそ、最後の一人まで成功が続くかどうかに視聴者の関心が集まります。
この演出が印象に残る理由は、三山が歌い終われば終わり、という一般的な歌唱ステージとは異なり、最後の一人まで結果が確定しない点にもあります。歌唱力を披露する演歌歌手としての顔と、チームの最後を担う挑戦者としての顔。その二つが重なることで、三山ひろしの紅白ステージには独自の見どころが生まれているのです。
【歴代記録を一覧】2017年から2025年までの成功・失敗と挑戦人数
三山ひろしのけん玉世界記録への挑戦は、2017年の第68回NHK紅白歌合戦から本格的に始まりました。前年の2016年には、けん玉パフォーマンスコンビ「ず〜まだんけ」らが三山の歌唱を彩る演出に参加しています。翌2017年から、連続成功人数を競う世界記録への挑戦が始まりました。
GLOKENの歴史解説、紅白当日の報道、三山の所属事務所が公開する経歴情報を照合すると、挑戦人数は少しずつ増えています。特に2023年の失敗を経て、2024年に同じ128人で成功し、2025年には129人へと記録を伸ばした流れが重要です。
| 開催年・紅白 | 挑戦人数 | 結果・主な出来事 |
|---|---|---|
| 2016年・第67回 | 12人の演出参加 | 世界記録への挑戦前。けん玉パフォーマンスを披露 |
| 2017年・第68回 | 124人 | 世界記録への挑戦開始。失敗 |
| 2018年・第69回 | 124人 | 成功。前年の雪辱を果たす |
| 2019年・第70回 | 125人 | 失敗 |
| 2020年・第71回 | 125人 | 成功 |
| 2021年・第72回 | 126人 | 成功。前年に続いて記録を更新 |
| 2022年・第73回 | 127人 | 成功。純金製のけん玉を使用 |
| 2023年・第74回 | 128人 | いったん成功と認定された後、映像確認で失敗に訂正 |
| 2024年・第75回 | 128人 | 成功。前年の雪辱を果たす |
| 2025年・第76回 | 129人 | 成功。最新の紅白で世界記録を更新 |
この一覧から分かるのは、挑戦人数が毎年必ず増えているわけではないことです。2023年に128人で失敗した後、2024年も同じ128人で挑戦し、成功を取り戻しました。人数を増やすことだけでなく、全員が正確に技を決めて記録を成立させることが最優先だからです。
2025年の挑戦前、日刊スポーツは過去8回の成績を成功5回、失敗3回と報じていました。第76回で成功したことで、2017年から2025年までの9回の挑戦は、成功6回、失敗3回となります。これは、三山ひろしのけん玉企画が単なる恒例演出ではなく、失敗も含めた継続的な記録挑戦であることを示しています。
なお、2026年10月27日時点では、第77回NHK紅白歌合戦の本番はまだ開催されていません。そのため、2026年の最新実績として扱えるのは、2025年末に達成した129人連続成功の記録です。
【2023年の判定訂正】なぜ成功から失敗に変わったのか
三山ひろしのけん玉企画を語るうえで、2023年12月31日の第74回NHK紅白歌合戦は外せません。この年は128人連続成功を目指しましたが、いったん成功とされた判定が覆り、記録達成ならずとなりました。
スポニチやデイリースポーツなどの報道によると、挑戦の序盤では3人目のパンサー・尾形貴弘が失敗しました。しかし、番組の特別ルールでは10人目までの失敗に限り、最初からやり直すことが認められていました。そのため、序盤の失敗後に挑戦を再開し、再スタート後は順調に進んだように見えました。
問題になったのは16人目の場面です。映像上、玉を落としたように見える動きがあり、三山が最後の128人目で技を決めた後、ギネス世界記録の公式認定員はいったん成功と判定しました。しかし、その後に映像が再確認され、16人目の失敗が認められたため、番組内で判定が訂正されました。三山の歌唱終了から約50分後、司会の高瀬耕造アナウンサーが失敗だったと説明しています。
この件は、単に誰かが技を失敗したという話ではありません。連続成功を競う記録では、一人の失敗がそれ以降の成功を含めた記録全体に影響します。最後の三山が成功しても、途中で連続性が途切れていれば、世界記録として成立しないのです。
また、公式認定員による最初の判定と、映像確認後の結論が異なったことで、審査の正確さにも注目が集まりました。ギネス世界記録側も当時、審査時の確認ミスについて謝罪しています。2023年の経験は、記録挑戦では技術だけでなく、判定の透明性と正確な確認も欠かせないことを示しました。
翌2024年、三山は再び128人で挑戦し、成功を収めています。前年に失敗した挑戦者も再参加しており、日刊スポーツなどの報道では、三山がリベンジを果たしたことが伝えられました。2025年の129人成功は、こうした経緯の先にある記録更新だったのです。
【けん玉検定四段の実力】始めたきっかけはファンとの交流だった
三山ひろしがけん玉を始めた理由は、最初から紅白の世界記録を目指していたからではありません。2023年に公開された高知県の公式インタビューや、2026年2月の「徹子の部屋」に関する報道によると、きっかけはファンと一緒に楽しめるイベントを考えたことでした。
三山は歌手デビュー後、ファンとの誕生日イベントで、昔ながらの遊びを楽しむ企画を考えました。ベーゴマや竹馬などと並んで候補に挙がったのがけん玉です。けん玉検定があると知り、イベント当日までに自分がどこまで上達できるのかをファンに見てもらおうと考えたことが、取り組みの出発点になりました。
高知県の公式インタビューでは、三山はファンと一緒に昔ながらの遊びを楽しむイベントをきっかけにけん玉を始め、実際にやってみるうちに自分自身が夢中になったと説明しています。2026年2月のMANTANWEBによる「徹子の部屋」の紹介記事でも、当初からけん玉を仕事の柱にするつもりだったわけではなく、取り組むうちに面白さを感じた経緯が伝えられました。
三山のけん玉検定は、2013年に初段、2014年に二段、2015年に三段、2017年に四段へと進んでいます。所属事務所の経歴情報でも四段取得が紹介されており、単なるテレビ向けの演出ではなく、長年にわたって技術を積み重ねてきたことが分かります。
四段という腕前は、紅白の挑戦で最後の一人を任される理由の一つです。ただし、三山が一人で129人分の成功を担っているわけではありません。記録は参加者全員の連続成功によって成立するため、最後の一人に必要なのは個人の技術に加え、先に並ぶ128人の成功を受け止める集中力でもあります。
2026年2月の報道では、三山が五段を目指して練習していることも紹介されました。紅白の本番で求められる基本技の確実性と、検定で求められる高度な技術は同一ではありませんが、継続して上達を目指す姿勢は、けん玉を長く続けている理由を物語っています。
【挑戦の仕組みと舞台裏】129人連続成功を難しくするもの
紅白のけん玉企画では、参加者が一列に並び、順番に玉をけん玉の大皿へ乗せていきます。GLOKENが紹介する記録の基本条件は、けん玉を連続してキャッチした人数を競うというものです。紅白の企画では大皿に玉を乗せる動作をつなぎ、最後の一人まで成功させることを目指します。
一人あたりの動作そのものは、けん玉に慣れた人なら基本的な技です。しかし、紅白のステージでは、通常の練習とは異なる条件が重なります。テレビカメラや観客を意識しながら、決められた位置とタイミングで動き、前の人の成功を確認して次へつなげなければなりません。技の難易度だけでは測れない緊張が生まれます。
さらに、129人の列では、一人のミスが記録全体に影響します。2023年のように、序盤の特別ルールによる再挑戦が認められる場合もありますが、再スタート後の途中で失敗があれば、連続成功の条件を満たせません。最後の三山が成功することは重要ですが、それだけで記録が成立するわけではないのです。
2025年の舞台裏で注目されたのが、有吉弘行の存在でした。日刊スポーツなどの報道によると、有吉はリハーサルで失敗していました。2026年2月の「徹子の部屋」に関する報道では、三山が有吉について、カメラリハーサルで何度も失敗していたものの、本番に合わせて相当練習していたと思う、と振り返ったことが紹介されています。
本番では有吉も成功し、三山は129人目として記録を締めくくりました。三山自身は、参加者の約半数が初参加だったことに加え、有吉のリハーサルでの失敗に肝を冷やしたと報じられています。経験豊富な参加者だけで構成されていたわけではないことが、2025年の挑戦の緊張感をより高めていました。
三山は過去の取材で、けん玉の練習について「膝を使って膝で上げて膝で受ける」という趣旨の説明をしています。玉を腕の力だけで追いかけるのではなく、膝の屈伸を使って動作を安定させることがポイントです。基本的な技であっても、姿勢やタイミングが崩れれば失敗につながるため、反復練習が欠かせません。
また、企画を支えているのは三山だけではありません。GLOKENの紹介によると、けん玉パフォーマンスコンビ「ず〜まだんけ」などの関係者が企画を支え、全国から集まるけん玉愛好家「けん玉ヒーローズ」が挑戦に参加してきました。大人数をそろえ、技術を磨き、全員の動きを合わせる準備があってこそ、紅白の本番で記録に挑めるのです。
【2026年最新】三山ひろしのけん玉は今後どうなる?誤解しやすいポイントも解説
2026年10月27日時点で、直近の紅白における三山ひろしのけん玉実績は、2025年12月31日に達成した129人連続成功です。2026年2月には「徹子の部屋」への出演を通じて、けん玉を始めたきっかけや、四段から五段を目指す取り組みが改めて紹介されました。
ここで注意したいのは、「2026年最新」という言葉と、2026年の紅白での達成記録を混同しないことです。第77回NHK紅白歌合戦は2026年末の開催予定であり、10月27日の時点では本番の挑戦結果はまだありません。129人という数字は、2025年末に確認された最新の紅白記録です。
また、「三山ひろしのけん玉は毎年成功している」という理解も正確ではありません。2017年と2019年は挑戦に失敗し、2023年も映像確認後に失敗へ訂正されています。2025年までの9回で成功6回、失敗3回という経緯を踏まえると、記録更新が決して当然の結果ではないことが分かります。
一方、「けん玉は歌唱とは関係のない余興にすぎない」と捉えると、この企画の構造を見落とします。三山は演歌歌手として歌を届ける一方、けん玉検定四段の技術を持ち、参加者全員が成功をつなぐ挑戦の最後を担っています。歌唱とけん玉の両方に集中しなければならない点が、企画の特徴です。
視聴者の受け止め方は一様ではありません。2024年の紅白後には、世界記録の達成を祝福する反応が報じられた一方、けん玉企画そのものが必要なのか、歌に集中しにくい演出ではないかという意見も紹介されました。こうした反応は、企画が年末の定番として定着する一方、歌番組として何を見せるべきかという議論も伴っていることを示しています。
2026年末の第77回紅白で再び挑戦が行われるか、実施される場合に何人で記録更新を目指すかは、現時点では結果を含めて確定していません。今後の注目点は、単純な人数の増加だけでなく、2023年の判定訂正を踏まえた正確な確認、初参加者を含めたチームづくり、そして歌唱と企画をどのように両立させるかにあります。
【三山ひろしけん玉】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:三山ひろしは2025年の紅白で何人連続の世界記録を達成しましたか?
A1:2025年12月31日の第76回NHK紅白歌合戦で、129人連続成功を達成しました。三山は129人目を務め、「酒灯り~第9回けん玉世界記録への道~」のステージを締めくくりました。
Q2:三山ひろしがけん玉を始めたきっかけは何ですか?
A2:ファンとの誕生日イベントで、昔ながらの遊びを一緒に楽しもうと考えたことがきっかけです。けん玉検定に興味を持って練習するうちに本人も夢中になり、紅白の世界記録挑戦へとつながりました。
Q3:三山ひろしのけん玉検定は何段ですか?
A3:2026年2月の報道で紹介された段位は四段です。同時期の報道では、さらに上の五段を目指して練習していることも伝えられました。
Q4:2023年の紅白では、なぜ成功判定が失敗に変わったのですか?
A4:128人連続成功を目指した挑戦で、16人目の動作に失敗があったと映像確認で判明したためです。一度は公式認定員が成功と判定しましたが、再確認後に番組内で失敗へ訂正されました。
Q5:2026年の紅白でも129人の記録に挑戦しますか?
A5:2026年10月27日時点では、第77回NHK紅白歌合戦の本番はまだ開催されておらず、挑戦の実施や人数、結果は確定していません。現時点での最新記録は、2025年末に達成した129人連続成功です。
まとめ:三山ひろしのけん玉は記録とチームワークの両方が見どころ
三山ひろしのけん玉が紅白名物になった背景には、ファンとの交流から始まった個人的な趣味が、四段まで上達する継続的な努力を経て、全国のけん玉愛好家と挑む世界記録企画へと発展した経緯があります。2017年から始まった挑戦は、成功と失敗を繰り返しながら人数を伸ばし、2025年末には129人連続成功という記録に到達しました。
2023年の判定訂正は、連続成功という記録の厳しさと、審査の正確さがいかに重要かを示した出来事でした。2024年のリベンジ成功、2025年の129人達成は、失敗を経ても挑戦を続けてきた歩みの中に位置づけられます。
2026年の最新状況を追う際は、確定した実績と次回の予想を分けて考えることが大切です。現時点での最新記録は129人連続成功であり、次の紅白で記録が更新されるかは本番を待つ必要があります。人数だけではなく、三山の技術、参加者の準備、チームワーク、そして判定の正確さまで含めて見ることで、この企画の本当の面白さが見えてきます。 (出典: 三山 ひろし けん玉(Yahoo!ニュース))