2026年FIFAワールドカップの決勝トーナメント・ラウンド32で、日本代表はブラジル代表と対戦し、1-2で敗れた。現地時間2026年6月29日、日本時間6月30日に行われた一戦では、佐野海舟が先制ゴールを決めたものの、後半にカゼミーロ、ガブリエウ・マルティネッリの得点を許し、日本はベスト16進出を逃した。
注目されたブラジル戦スタメンでは、GK鈴木彩艶、DF冨安健洋、MF佐野海舟、FW上田綺世らが先発。日本代表はスウェーデン戦から4人を変更し、3-4-2-1のフォーメーションでブラジルの攻撃に対抗した。一方、ブラジル代表はアリソンを守護神に据え、ヴィニシウス・ジュニオールらを前線に並べた4-3-3で臨んでいる。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 日本代表の先発:鈴木彩艶、冨安健洋、佐野海舟、上田綺世ら11人がスタメン入り。
- スタメン変更:スウェーデン戦から4人を入れ替え、3-4-2-1の布陣を継続。
- 試合結果:佐野の先制点でリードした日本は、カゼミーロとマルティネッリのゴールで逆転され、1-2で敗退。
【ブラジル戦スタメン2026】日本代表の先発11人とフォーメーション
日本代表の先発メンバーは、GK鈴木彩艶を最後尾に置く3-4-2-1。守備時の安定性を保ちながら、中盤でボールを奪い、前田大然や伊東純也の推進力を生かして上田綺世につなぐ狙いが見える布陣だった。
日本サッカー協会(JFA)の公式試合記録によると、キャプテンを務めた堂安律は右ウイングバックで先発。中村敬斗が左サイドを担い、鎌田大地と佐野海舟が中央でコンビを組んだ。最前線には上田綺世、2シャドーには前田大然と伊東純也が配置された。
日本代表の先発メンバーは以下の11人。
- GK:鈴木彩艶
- DF:冨安健洋、谷口彰悟、伊藤洋輝
- MF:堂安律、鎌田大地、佐野海舟、中村敬斗、伊東純也、前田大然
- FW:上田綺世
守備の中心として期待されたのが冨安健洋だ。谷口彰悟、伊藤洋輝と形成する3バックは、ブラジルの強力な前線に対して中央のスペースを消し、最終ラインの連係で対応する役割を担った。GK鈴木彩艶にも、相手のシュートやクロスに対する判断、守備陣への指示が求められた。
一方、攻撃面では佐野海舟のボール奪取と前進、伊東純也のスピード、上田綺世のフィニッシュが重要なポイントだった。実際、先制点を決めたのは佐野。守備的な役割を期待された中盤の選手が、攻撃に転じた局面で結果を残した。
【ブラジル代表スタメン】先発11人とネイマールの起用は?
ブラジル代表は4-3-3を採用。カルロ・アンチェロッティ監督は、グループステージ最終戦のスコットランド戦から先発メンバーを変更せず、日本戦に臨んだ。試合前のReuters報道でも、同じ11人を起用する方針が伝えられていた。
ブラジル代表の先発メンバーは以下の11人。
- GK:アリソン
- DF:ダニーロ、マルキーニョス、ガブリエウ・マガリャンイス、ドウグラス・サントス
- MF:カゼミーロ、ブルーノ・ギマランイス、ルーカス・パケタ
- FW:ヴィニシウス・ジュニオール、マテウス・クーニャ、ハイアン
ブラジルの強みは、個人技だけではない。カゼミーロが中盤で守備と攻撃をつなぎ、ブルーノ・ギマランイスがボールを前進させ、前線のヴィニシウスらが相手守備陣に判断を迫る。中央とサイドの両方から圧力をかけられる構成だった。
日本のファンが気にするブラジル代表ネイマールについては、先発11人に名前はなかった。ネイマールは控えメンバーに登録されていたものの、試合中の交代出場も記録されていない。したがって、この試合のブラジルの攻撃を分析する際は、ネイマールではなく、先発したヴィニシウス、マテウス・クーニャ、ハイアンの3人を中心に見る必要がある。
また、ブラジルは先発を維持した一方、日本は4人を変更した。選手を入れ替えた日本と、グループステージ最終戦の連係を継続したブラジル。この準備の違いも、試合を読み解くうえで押さえておきたい点だ。
【スウェーデン戦とのスタメン比較】変更4人とその理由
Jリーグ公式の試合レポートによると、日本代表はグループステージ第3戦のスウェーデン戦から先発を4人変更した。ただし、システムそのものを変えたわけではない。3-4-2-1を維持したまま、守備陣と中盤、前線の人選を調整している。
| 比較項目 | スウェーデン戦 | ブラジル戦 |
|---|---|---|
| 最終ライン | 板倉滉、瀬古歩夢らを起用 | 冨安健洋、谷口彰悟、伊藤洋輝 |
| 中盤の変更 | 田中碧が先発 | 佐野海舟が先発 |
| 攻撃陣の変更 | 菅原由勢が先発 | 伊東純也が先発 |
| 継続した基本布陣 | 3-4-2-1 | 3-4-2-1 |
| 変更人数 | — | 4人 |
先発から外れたのは菅原由勢、板倉滉、瀬古歩夢、田中碧。代わって冨安健洋、谷口彰悟、佐野海舟、伊東純也がスタメンに入った。堂安律は引き続き先発し、ブラジル戦では右ウイングバックを担当。伊東純也がシャドーに入ることで、攻撃時の役割分担も変わった。
ブラジル戦スタメン変更の理由を考えるうえで重要なのは、単純な選手の優劣ではなく、相手に応じた役割の調整だ。冨安と谷口を含む最終ラインは、ブラジルの前線に対して中央の守備を安定させる狙いがうかがえる。佐野の起用は中盤でのボール奪取と前進を意識した選択であり、伊東純也の先発は、奪った直後にスピードを生かして相手ゴールへ迫る選択肢を増やすものだった。
ただし、4人の変更だけで試合の勝敗を説明することはできない。日本は前半に先制したものの、後半はブラジルに押し込まれる時間が増えた。スタメンの狙いを評価するには、先発選手の顔ぶれだけでなく、試合中に相手の圧力が高まった局面で何が起きたのかも見る必要がある。
【日本対ブラジル試合結果】佐野海舟の先制から逆転負けまで
試合はヒューストン・スタジアムで開催され、観客数は6万8,777人。日本は立ち上がりからブラジルにボールを持たれる展開となったが、守備を崩されないように粘り強く対応した。
29分、日本が先制する。相手のボールをカットした佐野海舟が前進し、右足でシュートを放ってゴール。守備から攻撃への切り替えで生まれた得点だった。日本は前半を1点リードで折り返し、番狂わせへの期待をつないだ。
しかし、後半に入るとブラジルの攻勢が強まる。56分には、カゼミーロがヘディングで同点ゴールを決めた。JFAの試合報告では、ブラジルのセンターバックが高い位置まで進出し、右から供給されたクロスにカゼミーロが合わせた場面が同点弾につながったと説明されている。
その後、日本は交代選手を投入しながら勝ち越しの機会をうかがったが、終盤までブラジルの圧力は弱まらなかった。そして90分を過ぎた追加時間、ガブリエウ・マルティネッリが決勝ゴールを記録。試合はブラジルが2-1で逆転勝利し、日本はラウンド32で敗退した。
スコアだけを見れば、日本は先制しながら終盤に逆転された試合だ。内容面では、前半に狙いどおりの守備と速攻を見せた一方、後半に相手の攻撃を受け続けたことが大きな分岐点となった。先制点を守り切るための対応と、攻撃によって相手の圧力を和らげる力。その両方が問われた一戦だった。
【交代策とフォーメーション】後半の変化をどう見るか
日本の基本布陣は3-4-2-1。守備では中央を固め、ボールを奪えばサイドやシャドーを経由して上田綺世につなぐ設計だった。対するブラジルは4-3-3で、前線の個人能力に加えて中盤から最終ラインまで押し上げる攻撃を展開した。
同点に追いつかれた後、日本は66分に堂安律に代えて菅原由勢、中村敬斗に代えて鈴木淳之介を投入。78分には鎌田大地に代えて田中碧、伊東純也に代えて町野修斗を送り出した。終盤には前田大然に代わって小川航基もピッチに入った。
ブラジルは後半開始時にルーカス・パケタに代えてエンドリッキを投入し、66分にはマテウス・クーニャに代えてマルティネッリを起用。さらに終盤にはカゼミーロやブルーノ・ギマランイスを交代させ、試合を締めくくるための選手交代を行った。
特に注目すべきなのは、ブラジルが同点に追いついた後の日本の対応だ。サイドの選手を交代させて守備の安定を図りながら、中盤にもフレッシュな選手を投入したが、攻撃の時間を十分に確保できなかった。守備を整えるだけでは相手の攻勢を止め切れず、ボールを保持して前進する時間を作ることも必要だった。
マルティネッリの決勝点は、延長戦が視野に入る時間帯に生まれた。JFAの試合報告によれば、日本は自陣付近でボールを失い、こぼれ球を拾われて失点した。試合終盤は守備の集中力に加え、ボールを失った直後の切り替えと、危険なエリアでのプレー判断が勝敗を左右する。今回の失点は、まさにその難しさが表れた場面だった。
【プロの結論】ブラジル戦スタメンから見えた日本代表の課題
今回のブラジル戦で評価したいのは、日本が先制点を奪う具体的な形を作ったことだ。佐野海舟のゴールは、相手のボールを奪ってから自ら前進し、シュートまで持ち込む流れから生まれた。守備を固めるだけでなく、奪ったボールを得点につなげることができた点は、戦術の成果として捉えられる。
一方で、先制後の試合運びには課題が残った。ブラジルに押し込まれた時間帯に、どのように相手の攻撃を分断し、ボールを保持して陣地を回復するのか。守備の人数を増やすだけでは解決できない問題だ。前線でボールを収める力、セカンドボールを拾う力、選手交代後も攻守の距離を保つ力が必要になる。
スタメンを評価する際は、知名度や所属クラブだけで判断しないことも大切だ。鈴木彩艶のようなGKにはシュート対応だけでなく守備組織を支える役割があり、冨安健洋らDFには対人守備やカバーリング、佐野海舟ら中盤にはボール奪取後の判断が求められる。上田綺世のようなFWも、得点だけでなく、前線でボールを収めて味方を押し上げる働きが評価対象となる。
また、ブラジル戦の先発変更を「成功」か「失敗」かの二択で片付けるのも適切ではない。日本は狙いを得点に結びつけた一方、後半の主導権を保てなかった。先発の選択、交代のタイミング、試合中の修正を一体として振り返ることが、次の大会に向けた分析につながる。
【ブラジル戦スタメン】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のブラジル戦で日本代表のスタメンは誰でしたか? A1:GK鈴木彩艶、DF冨安健洋・谷口彰悟・伊藤洋輝、MF堂安律・鎌田大地・佐野海舟・中村敬斗・伊東純也・前田大然、FW上田綺世の11人です。
Q2:日本代表はスウェーデン戦から何人変更しましたか? A2:先発を4人変更しました。冨安健洋、谷口彰悟、佐野海舟、伊東純也が新たに先発に入り、基本フォーメーションは3-4-2-1を継続しました。
Q3:ブラジル代表のスタメンにネイマールはいましたか? A3:ネイマールは先発11人には含まれていません。控えメンバーには登録されていましたが、試合中の交代出場も記録されていません。
Q4:日本対ブラジルの試合結果と得点者は? A4:ブラジルが2-1で勝利しました。日本は29分に佐野海舟が先制し、ブラジルは56分にカゼミーロ、90分台の追加時間にガブリエウ・マルティネッリが得点しました。
Q5:ブラジル戦で日本代表が採用したフォーメーションは? A5:3-4-2-1です。3バックを基盤に、堂安律と中村敬斗が両サイドを担い、鎌田大地と佐野海舟が中盤を支え、前田大然と伊東純也が上田綺世の後方で攻撃を組み立てました。
まとめ:ブラジル戦スタメンと今後の日本代表をどう見るか
2026年FIFAワールドカップのラウンド32で、日本代表はブラジル代表に1-2で敗れた。先発は鈴木彩艶、冨安健洋、佐野海舟、上田綺世らを軸とする11人で、スウェーデン戦から4人を変更。3-4-2-1を継続し、佐野のゴールで先制するところまでは狙いを形にした。
それでも、後半にカゼミーロの同点弾を許し、最後はマルティネッリに決勝点を奪われた。ブラジル戦から得られる教訓は、スタメンの選択だけで試合が決まるわけではないということだ。先制後の試合運び、相手の圧力への対応、交代後の攻守のバランス、終盤のボール管理まで含めて評価する必要がある。
日本代表の先発メンバーを調べる際は、公式の試合記録で先発と交代選手を確認し、報道記事で戦術的な背景を補うと理解しやすい。ブラジル戦スタメンの全体像を把握することは、結果だけでなく、日本が世界の強豪と渡り合うために何を伸ばすべきかを考える手がかりになる。
主な事実確認資料: 日本サッカー協会(JFA)の公式試合記録・試合レポート、Jリーグ公式の試合レポート、FIFAの大会レビュー、Reutersの試合前報道。 (出典: ブラジル 戦 スタメン(Yahoo!ニュース))