平安ステークスの過去データを調べるなら、歴代優勝馬だけでなく、人気別成績、枠順、脚質、前走ローテーション、3連単の配当まで確認することが大切です。2026年5月23日に京都競馬場で行われた第33回平安ステークスは、1番人気のロードクロンヌが1分56秒9で優勝。前年2着だった同馬が雪辱を果たし、2着には8番人気のヴァルツァーシャル、3着には4番人気のタイトニットが入りました。
過去10年の結果を振り返ると、1番人気の安定感が目立つ一方、2017年には3連単23万6010円、2019年には21万8430円の高配当も発生しています。さらに、京都競馬場の改修に伴い2021年と2022年は中京競馬場で開催されており、単純な数字の比較には注意が必要です。2026年の最新結果を起点に、予想に活用できる傾向と見落としやすいポイントを整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年の結果:ロードクロンヌが1番人気に応えて優勝。3連単は3万3730円。
- 過去10年の傾向:2016~2025年の集計では1番人気が5勝、複勝率は60.0%。3番人気も複勝率80.0%と好成績。
- 予想の着眼点:前走アンタレスステークス組やマーチステークス組、4コーナーで前につけられる馬を重視しつつ、差し馬や伏兵も検討する。
【2026年最新】平安ステークスはロードクロンヌが優勝!結果と払戻金
2026年5月23日、京都競馬場のダート1900メートルで開催された平安ステークス(GIII)は、四位洋文厩舎のロードクロンヌが勝利しました。騎乗したのは横山和生騎手。稍重のダートで記録した勝ちタイムは1分56秒9です。
前年の2025年はアウトレンジが優勝し、ロードクロンヌは2着でした。2026年は1番人気に支持されたロードクロンヌが先行策から押し切り、前年の惜敗を晴らす結果となりました。
JRAの公式レース成績によると、2着は8番人気のヴァルツァーシャル、3着は4番人気のタイトニット。人気上位馬だけで3着以内が埋まったわけではなく、2着には伏兵が食い込みました。
2026年の上位着順
- 1着:ロードクロンヌ(1番人気)/横山和生騎手/1分56秒9
- 2着:ヴァルツァーシャル(8番人気)/斎藤新騎手/1分57秒5
- 3着:タイトニット(4番人気)/川田将雅騎手/1分57秒7
払戻金は、単勝250円、馬連3150円、馬単4840円、3連複7770円、3連単3万3730円でした。1番人気の勝利によって単勝は低配当になったものの、8番人気のヴァルツァーシャルが2着に入ったため、組み合わせによっては十分な配当が生まれています。
2026年のレースで注目したいのは、勝ち馬と伏兵の位置取りの違いです。ロードクロンヌは道中2番手を進み、そのまま押し切りました。一方、ヴァルツァーシャルは1コーナーで12番手、タイトニットは16番手から追い上げています。前に行ける馬の強さと、後方から届く馬の存在が同時に表れた一戦でした。
【歴代優勝馬一覧】平安ステークス過去10年の結果と3連単配当
過去10年の傾向を分析する基準期間は、2016~2025年の10開催とします。以下の一覧には、比較しやすいよう2026年の最新結果も加えました。優勝馬だけでなく、2着・3着馬と3連単払戻金を並べると、堅い決着と波乱の両方が確認できます。
| 年 | 優勝馬(人気) | 2着馬 | 3着馬 | 3連単払戻金 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年 | ロードクロンヌ(1番人気) | ヴァルツァーシャル | タイトニット | 33,730円 |
| 2025年 | アウトレンジ(4番人気) | ロードクロンヌ | レヴォントゥレット | 83,590円 |
| 2024年 | ミトノオー(5番人気) | ハピ | メイショウフンジン | 161,560円 |
| 2023年 | グロリアムンディ(1番人気) | ハギノアレグリアス | ヴァンヤール | 3,030円 |
| 2022年 | テーオーケインズ(1番人気) | ケイアイパープル | メイショウハリオ | 11,340円 |
| 2021年 | オーヴェルニュ(2番人気) | アメリカンシード | マルシュロレーヌ | 7,670円 |
| 2020年 | オメガパフューム(3番人気) | ヴェンジェンス | ゴールドドリーム | 17,870円 |
| 2019年 | チュウワウィザード(1番人気) | モズアトラクション | オメガパフューム | 218,430円 |
| 2018年 | サンライズソア(7番人気) | クイーンマンボ | クインズサターン | 168,500円 |
| 2017年 | グレイトパール(1番人気) | クリソライト | マイネルバイカ | 236,010円 |
| 2016年 | アスカノロマン(1番人気) | クリノスターオー | クリソライト | 6,130円 |
※2016~2025年の3連単払戻金は各年のレース結果に基づきます。2026年は最新開催の結果です。人気は優勝馬の単勝人気を記載しています。
歴代優勝馬を見ると、グレイトパール、チュウワウィザード、オメガパフューム、テーオーケインズ、グロリアムンディなど、ダート重賞で実績を残した馬が名を連ねています。一方で、2018年は7番人気のサンライズソア、2024年は5番人気のミトノオー、2025年は4番人気のアウトレンジが優勝しました。実績馬が強いレースであっても、1番人気だけを買えばよいわけではありません。
2021年と2022年は京都競馬場の改修に伴い、中京競馬場のダート1900メートルで行われました。この2年は同じ距離でも競馬場が異なるため、京都ダート1900メートル固有の傾向を調べる場合には区別が必要です。
【人気別成績】1番人気は信頼できる?穴馬・伏兵の狙い方
2016~2025年の過去10開催を集計すると、1番人気は5勝、複勝率60.0%。10頭中6頭が3着以内に入っており、軸馬候補として一定の信頼を置ける数字です。2019年のチュウワウィザード、2022年のテーオーケインズ、2023年のグロリアムンディも1番人気で勝利しました。
ただし、1番人気が毎年勝つわけではありません。2018年は7番人気のサンライズソア、2024年は5番人気のミトノオー、2025年は4番人気のアウトレンジが勝っています。人気だけで勝ち馬を決めるのではなく、実績、距離適性、前走内容を組み合わせて判断する必要があります。
見逃せないのが3番人気です。同期間の集計では複勝率80.0%と高く、3着以内に入る馬を探すうえで注目したい人気帯です。1番人気を軸にする場合でも、3番人気の馬を相手候補に含める考え方には根拠があります。
人気別成績を馬券に生かす考え方
- 1番人気:勝ち切る能力があるか、前走で相手関係の厳しいレースを経験しているかを確認する。
- 2~3番人気:安定した実績に加え、距離やコースへの適性を評価する。特に3番人気は複勝圏の実績に注目したい。
- 4~6番人気:前走の着順だけで評価を下げず、敗因や展開、相手関係を見直す。
- 7番人気以下:人気薄という理由だけで選ばず、先行力、持続力、前走の内容など、上位に食い込む具体的な材料を探す。
穴馬・伏兵の好例は2017年です。グレイトパールが1番人気で勝利した一方、3着には15番人気のマイネルバイカが入り、3連単は23万6010円になりました。2019年も2着に12番人気のモズアトラクションが入り、3連単は21万8430円まで上昇しています。
こうした結果から分かるのは、「人気薄が頻繁に勝つ」ということではありません。人気上位馬が勝っても、2着・3着に伏兵が入れば配当は大きく変わります。高配当を狙うなら、勝ち馬探しと3着以内に入る馬探しを分けて考えることが有効です。
【枠順・脚質の傾向】3枠が好成績、前につける馬が有利
枠順の集計では、2016~2025年の3枠が複勝率35.0%で最上位となっています。6枠も複勝率30.0%で続きました。ただし、これは過去の出走馬を集計した数字であり、3枠に入っただけで好走が保証されるわけではありません。
とくに注意したいのは、集計期間に中京競馬場で行われた2021年・2022年が含まれている点です。コース形状が異なるため、この枠順データをそのまま京都開催だけの有利不利として扱うのは適切ではありません。枠順は、脚質や先行争い、出走頭数とあわせて判断する材料です。
脚質については、より明確な傾向があります。4コーナーの位置取りを前目のグループと後方のグループに分けた過去10年の集計では、前目のグループが1着・2着・3着にそれぞれ9頭ずつ入っています。後方のグループは各着順1頭ずつで、複勝率は前目のグループが31.8%、後方のグループが4.2%でした。
京都ダート1900メートルは、スタートから最初のコーナーまでの距離が比較的短く、平坦な直線は約329メートルです。直線だけで一気に差を詰めるよりも、道中で無理なく好位を確保し、最後まで脚を使える馬が有利になりやすい条件です。
ただし、後方一辺倒の馬をすべて消すのも危険です。2026年はロードクロンヌが2番手から押し切る一方、ヴァルツァーシャルは後方から進出して2着、タイトニットも後方から3着に入りました。展開やペースによっては差し馬にも出番があります。
予想では、逃げ・先行馬の頭数を確認し、先行争いが激しくなりそうかを見極めることが大切です。前に行きたい馬が多ければ差し馬の評価を上げ、単騎逃げや好位を確保しやすい組み合わせなら先行馬を重視する。この判断が、枠順の数字を実際の予想に生かすポイントです。
【前走ローテーション】アンタレスS・マーチS組をどう評価する?
平安ステークスの前走ローテーションでは、アンタレスステークス、マーチステークス、フェブラリーステークス、オープン特別・リステッド競走などが主な比較対象になります。前走のレース名だけで判断するのではなく、そこでどのような競馬をしたかまで確認したいところです。
2016~2025年の集計では、前走アンタレスステークス組が3勝、マーチステークス組が2勝を挙げています。オープン・リステッド競走からの臨戦組にも勝ち馬が出ており、GIII以上のレースを経由した馬だけに絞るのは得策ではありません。
ローテーション別のチェックポイント
- アンタレスステークス組:ダート重賞での実績を評価しやすい一方、前走の着順だけでなく、道中の位置取りや直線での伸びも確認する。
- マーチステークス組:ダート1800メートルから1900メートルへの距離延長に対応できるか、先行力とスタミナを見極める。
- フェブラリーステークス組:GIでの相手関係を評価しつつ、マイル戦から1900メートルに延びる距離への適応力を確認する。
- オープン・リステッド組:重賞実績がなくても、近走の安定感やダート中距離への適性があれば候補に残す。
- 地方競馬の重賞組:走破時計だけを比較せず、競馬場や馬場、距離、対戦相手の水準を考慮する。
前走成績の読み方で重要なのは、着順と能力を同一視しないことです。強い相手に敗れた馬と、相手関係に恵まれて勝った馬では、着順が同じでも評価が異なります。前走のペース、通過順位、上がり3ハロン、勝ち馬との着差を確認すれば、単純な着順比較では見えない強みが浮かび上がります。
また、前走別の勝利数は出走頭数に左右されます。出走数の多いアンタレスステークス組が勝利数で上位に入っていても、それだけで他のローテーションより優れているとは限りません。勝率・複勝率を確認し、サンプル数が少ない路線の数字は慎重に扱う必要があります。
【配当・払戻金】過去10年の3連単から見る波乱の可能性
平安ステークスの3連単は、年によって大きく変動しています。2016~2025年の10開催では、3連単10万円超が4回ありました。一方、2023年は3030円で決着しています。過去の配当を確認すると、毎年大荒れになるレースでも、常に人気どおりに決まるレースでもないことが分かります。
この10開催の3連単払戻金を単純平均すると約9万1413円、中央値は5万730円です。平均が中央値を上回るのは、2017年の23万6010円や2019年の21万8430円など、高配当の年が平均を押し上げているためです。平均だけを見て「毎年9万円前後が狙える」と考えるのは誤りです。
配当の特徴を理解するうえで、代表的な年を比較してみましょう。
- 2017年:3着に15番人気のマイネルバイカが入り、3連単23万6010円。
- 2018年:7番人気のサンライズソアが勝ち、3連単16万8500円。
- 2019年:2着に12番人気のモズアトラクションが入り、3連単21万8430円。
- 2023年:1~3番人気の順で決まり、3連単3030円。
- 2024年:5番人気のミトノオーが勝ち、3着に10番人気のメイショウフンジンが入って3連単16万1560円。
- 2025年:4番人気のアウトレンジが勝ち、3連単8万3590円。
- 2026年:1番人気のロードクロンヌが勝ち、8番人気のヴァルツァーシャルが2着に入って3連単3万3730円。
3連単で高配当を狙う場合、人気薄を無条件に大量購入するより、好走する根拠がある馬を相手に選ぶことが重要です。例えば、前走で着順を落としていても先行力がある馬、ダート中距離で安定した走りを見せている馬、展開が向けば末脚を生かせる馬など、評価を上げる理由を明確にしておきましょう。
反対に、的中率を重視するなら、1番人気や3番人気を中心に、前走内容と脚質が合う馬を組み合わせる方法が考えられます。ただし、馬券の組み方によって購入点数や回収率は変わります。過去の払戻金は将来の利益を保証する数字ではありません。
【プロの結論】平安ステークス過去データから見る予想の傾向
過去データを実際の予想に活用するなら、人気、脚質、前走、コース適性を別々に確認したあと、最後に組み合わせて評価する方法が有効です。単一のデータだけで判断すると、2026年のように1番人気が勝ちながら2着に8番人気が入る結果を見落としやすくなります。
予想を組み立てる際の優先順位
- 能力と近走内容:重賞での相手関係、走破内容、着差を確認する。
- 距離・コース適性:ダート1900メートルで必要なスタミナと、コーナーでの立ち回りを評価する。
- 脚質と展開:逃げ・先行馬の数を把握し、好位を確保できる馬と差しが届く展開の両方を考える。
- 前走ローテーション:アンタレスステークスやマーチステークスなど、前走のレベルと内容を確認する。
- 人気と配当のバランス:人気上位馬を軸にする場合でも、相手候補の伏兵を根拠なく切らない。
データの見方にも注意が必要です。2016~2025年の10開催には、京都競馬場ではなく中京競馬場で行われた2回が含まれています。枠順やコース形状に関する傾向を調べるときは、開催場の違いを踏まえなければなりません。また、過去10年という期間は分析に便利ですが、出走頭数、馬場状態、出走馬の実力構成は毎年異なります。
2026年のロードクロンヌは、前年2着から翌年に優勝しました。この結果は、前年の好走馬を機械的に評価するのではなく、当年の能力や状態、位置取りを含めて見直す必要性を示しています。過去の実績は重要な材料ですが、最終的な判断は最新の出走条件と組み合わせるべきです。
向いているのは、人気順だけに頼らず、過去のレース結果や通過順位、前走の内容まで確認して予想したい人です。一方、枠順や人気の数字だけで勝ち馬を決めたい人には、こうしたデータの使い方は向きません。過去データは答えそのものではなく、候補を絞り、評価の理由を明確にするための材料です。
【平安ステークス過去】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:平安ステークスの過去10年で1番人気は強い?
A1:2016~2025年の集計では、1番人気は5勝、複勝率60.0%でした。2026年も1番人気のロードクロンヌが優勝しています。ただし、毎年勝つわけではないため、前走内容や距離適性も確認しましょう。
Q2:平安ステークスの過去10年で3連単が最も高かった年は?
A2:2016~2025年では、2017年の23万6010円が最高でした。3着に15番人気のマイネルバイカが入り、高配当になりました。2026年の3連単払戻金は3万3730円です。
Q3:平安ステークスは内枠と外枠のどちらが有利?
A3:2016~2025年の集計では3枠の複勝率が35.0%で最も高い数字でした。ただし、2021年と2022年は中京開催です。枠順だけで決めず、脚質や先行争い、当日の馬場状態と合わせて評価してください。
Q4:平安ステークスで狙いたい前走ローテーションは?
A4:過去10年の集計では、アンタレスステークス組が3勝、マーチステークス組が2勝を挙げています。ただし、前走レース名だけで判断せず、相手関係や通過順位、走破内容まで確認することが大切です。
Q5:平安ステークスで穴馬を見つけるには?
A5:人気薄という理由だけで選ぶのではなく、先行力や持続力、ダート中距離への適性、前走の敗因などを確認しましょう。2017年や2019年のように伏兵が馬券圏内に入った年もありますが、毎年高配当になるわけではありません。
まとめ:平安ステークスの過去データを次の予想に生かす
平安ステークスの過去10年を振り返ると、1番人気は5勝、複勝率60.0%と安定した成績を残しています。3番人気の複勝率も80.0%で、人気上位馬を評価する際の参考になります。一方、2017年には3連単23万6010円、2019年には21万8430円の高配当が発生しており、伏兵の存在も軽視できません。
2026年はロードクロンヌが1番人気で優勝し、前年の2着から巻き返しました。2着には8番人気のヴァルツァーシャルが入り、前につける馬だけでなく、後方から追い上げる馬にもチャンスがあることを示しました。
次の予想で重視したいのは、人気だけでなく、脚質、前走ローテーション、京都ダート1900メートルへの適性を組み合わせることです。枠順の数字や過去の配当は参考材料として使い、当日の出走馬と展開に照らして評価を更新する。その積み重ねが、平安ステークスの過去データを予想に生かすための基本になります。
(出典: 平安 ステークス 過去(Yahoo!ニュース))