日本レコード大賞の3連覇を達成したアーティストは誰なのか。2025年12月30日に開催された第67回日本レコード大賞では、Mrs. GREEN APPLE(ミセス・グリーン・アップル)が「ダーリン」で大賞を受賞。2023年の「ケセラセラ」、2024年の「ライラック」に続く3年連続の大賞獲得となり、浜崎あゆみ、EXILEに続く史上3組目の快挙を成し遂げた。
ただし、注目すべきなのは受賞回数だけではない。異なる3曲で大賞を獲得した背景には、楽曲の評価、幅広い支持、アーティストとしての継続的な存在感がある。日本作曲家協会の選考基準や歴代の受賞記録を照らし合わせながら、3連覇の経緯と意味、2026年の最新状況まで整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:2025年はMrs. GREEN APPLEが「ダーリン」で受賞し、レコード大賞史上3組目の3連覇を達成した。
- 要点2:過去の達成者は浜崎あゆみ(2001~2003年)とEXILE(2008~2010年)。ミセスはバンドとして初めて3連覇した。
- 要点3:2026年10月26日時点で第68回の大賞受賞者は未決定。12月30日の開催予定で、ミセスが受賞すれば史上初の4連覇となる。
【結論】レコード大賞3連覇は誰が達成?2025年はミセスが「ダーリン」で受賞
2025年の日本レコード大賞を制したのは、3人組ロックバンドのMrs. GREEN APPLE。受賞曲は「ダーリン」で、2023年から続く3年連続の大賞獲得が確定した。
日本作曲家協会の第67回開催報告とTBSテレビの歴代受賞者一覧によると、直近3年間の大賞受賞曲は次のとおりだ。
- 2023年:「ケセラセラ」(Mrs. GREEN APPLE)
- 2024年:「ライラック」(Mrs. GREEN APPLE)
- 2025年:「ダーリン」(Mrs. GREEN APPLE)
この結果、ミセスは浜崎あゆみ、EXILEに続く史上3組目の3連覇を達成した。さらに、バンドとして3年連続で大賞を獲得したのは初めてと報じられている。
ここで押さえておきたいのは、日本レコード大賞がアーティストの人気だけに対して贈られる賞ではなく、個々の楽曲を対象に選考されるという点だ。ミセスの場合、同じ曲で3年連続受賞したわけではない。毎年異なる作品が評価され、大賞に選ばれたことに記録の意味がある。
2025年12月30日の受賞後、ボーカル兼ギターの大森元貴は、日刊スポーツなどの報道によると、3連覇の意味や大義を考えながら、今後も真摯に楽曲制作へ取り組む姿勢を示した。記録達成そのものだけでなく、その先の音楽活動に対する責任を意識した発言も注目された。
【歴代記録を比較】浜崎あゆみ・EXILE・Mrs. GREEN APPLEの3連覇一覧
日本レコード大賞の歴代3連覇達成者は、2025年終了時点で3組。浜崎あゆみが2001~2003年、EXILEが2008~2010年、そしてMrs. GREEN APPLEが2023~2025年に達成している。
| アーティスト | 受賞年 | 大賞受賞曲 | 記録の特徴 |
|---|---|---|---|
| 浜崎あゆみ | 2001~2003年 | 「Dearest」 「Voyage」 「No way to say」 | 史上初の3連覇 |
| EXILE | 2008~2010年 | 「Ti Amo」 「Someday」 「I Wish For You」 | 史上2組目の3連覇 |
| Mrs. GREEN APPLE | 2023~2025年 | 「ケセラセラ」 「ライラック」 「ダーリン」 | 史上3組目、バンド初の3連覇 |
浜崎あゆみは第43回から第45回、EXILEは第50回から第52回、Mrs. GREEN APPLEは第65回から第67回にかけて、それぞれ大賞を3年連続で受賞した。各年の受賞曲は異なり、同一アーティストが複数年にわたって大賞に選ばれた記録となっている。
浜崎あゆみの3連覇は、2000年代初頭の音楽シーンを振り返るうえで重要な記録だ。続くEXILEは、2008年の「Ti Amo」から2010年の「I Wish For You」まで3年連続で受賞。さらに2013年には「EXILE PRIDE ~こんな世界を愛するため~」でも大賞を獲得している。
このため、EXILEは大賞の通算受賞回数でも存在感を示している。ただし、通算受賞回数と連続受賞回数は別の記録だ。2013年の受賞を加えるとEXILEの大賞受賞は通算4回になるが、4年連続で受賞したわけではない。
ミセスの3連覇も、こうした歴代記録と比較することで意味が明確になる。過去の2組に続いたことに加え、バンドという形態で3年連続の大賞獲得を実現した点が、2025年の大きな特徴だ。
【受賞の経緯】「ケセラセラ」から「ダーリン」まで3年間の軌跡
Mrs. GREEN APPLEの3連覇は、2023年から2025年まで、異なる楽曲で大賞を獲得した積み重ねによって実現した。各年の受賞曲を追うと、単に同じアーティストが連続して選ばれたというだけではなく、毎年の作品が改めて評価対象になっていたことがわかる。
2023年:「ケセラセラ」で初の大賞獲得
2023年、第65回日本レコード大賞では「ケセラセラ」が大賞に選ばれた。ミセスにとって初の日本レコード大賞受賞となり、翌年以降の連覇につながる出発点になった。
2024年:「ライラック」で2連覇
2024年の第66回では「ライラック」が大賞を受賞。前年とは異なる楽曲で再び大賞に選ばれ、ミセスは2年連続受賞を達成した。
2025年:「ダーリン」で史上3組目の3連覇
2025年は第67回の優秀作品賞に「ダーリン」が選出された。優秀作品賞は大賞候補となる作品に贈られる賞で、最終的にこの10作品の中から大賞が決まる。11月21日に各賞が発表され、12月30日の最終審査会で「ダーリン」の大賞受賞が決定した。
「ダーリン」は、NHK総合の特別番組「Mrs. GREEN APPLE 18祭」のために書き下ろされた楽曲としても知られる。2025年の大賞候補には、ILLITの「Almond Chocolate」、M!LKの「イイじゃん」、FRUITS ZIPPERの「かがみ」、アイナ・ジ・エンドの「革命道中 - On The Way」、幾田りらの「恋風」、BE:FIRSTの「夢中」なども並んだ。
第67回の主な受賞結果は次のとおりだ。
- 日本レコード大賞:「ダーリン」/Mrs. GREEN APPLE
- 最優秀新人賞:HANA
- 最優秀歌唱賞:山内惠介
- 特別アルバム賞:「Prema」/藤井 風
- 特別国際音楽賞:Ado、&TEAM
- 作曲賞:工藤大輝・花村想太/「ノンフィクションズ」
- 作詩賞:指原莉乃/「とくべチュ、して」
以上の結果は、日本作曲家協会およびTBSテレビの第67回公式発表で確認できる。2025年のレコード大賞は、ミセスの3連覇だけでなく、HANAの最優秀新人賞受賞など、複数の受賞者に注目が集まった回でもあった。
【選考基準を解説】日本レコード大賞は売上ランキングと何が違う?
3連覇の理由を考えるうえで欠かせないのが、日本レコード大賞の選考基準だ。主催する公益社団法人日本作曲家協会は、公式の実施要項で、大賞の対象となる作品について、作曲・作詩・編曲を通じた芸術性、独創性、企画性を評価すると定めている。
また、優れた歌唱によって楽曲の魅力が生かされ、大衆の強い支持を得ていること、その年度を強く反映し、代表する作品と認められることも基準に含まれる。大賞の審査対象は、優秀作品賞に選ばれた作品だ。
つまり、選考では少なくとも次の観点が重視されている。
- 芸術性:楽曲としての完成度や表現上の価値
- 独創性:作品が持つ個性や独自の魅力
- 企画性:楽曲の構成や制作面における工夫
- 大衆の支持:多くの人に受け入れられ、支持されていること
- 年度の代表性:その年の音楽シーンを反映する作品であること
この基準からわかるのは、日本レコード大賞が単純な売上順位やSNSの投票数だけで決まる賞ではないということだ。大衆の支持は評価項目の一つだが、公式の実施要項では、売上ランキングの1位やネット上の人気投票の最多得票を、そのまま大賞の決定条件とはしていない。
また、優秀作品賞に選ばれた時点で大賞が確定するわけでもない。候補となる作品が選出された後、最終審査によって大賞が決定する。この二段階を理解しておけば、優秀作品賞の発表と年末の大賞発表を混同せずに済む。
なお、公開されている選考基準は評価の方向性を示すものであり、個々の審査員が各作品をどのように採点したか、どの評価項目が最終結果にどれほど影響したかまでを示すものではない。受賞結果を分析するときは、公式の基準と、報道された事実や作品の特徴を分けて捉える必要がある。
【3連覇の理由と真相】ミセスはなぜ3年連続で選ばれたのか
Mrs. GREEN APPLEの3連覇を理解するには、「人気があるから」という説明だけでは足りない。公式記録と選考基準を組み合わせると、複数の観点から考えられる。
1.異なる3曲が毎年大賞に選ばれた
最も重要なのは、2023年の「ケセラセラ」、2024年の「ライラック」、2025年の「ダーリン」という、異なる3作品で受賞したことだ。1曲のヒットが長く続いたという記録ではなく、3年にわたって別々の楽曲が大賞に選ばれた記録である。
日本作曲家協会の歴代受賞記録では、3曲とも作曲・作詩を大森元貴が担当している。一方、編曲にはそれぞれ異なる共同制作者が参加している。作品を生み出す中心的な創作力を保ちながら、各曲で異なる編曲陣と作品を形にしている点は、3年間の受賞を考えるうえで注目できる事実だ。
2.作品評価と大衆の支持が重なった
日本レコード大賞の基準には、芸術性や独創性に加え、大衆から強い支持を得ていることも含まれる。ミセスの3連覇は、少なくとも最終的な選考結果において、3年連続でそれぞれの作品が大賞にふさわしいと判断されたことを意味する。
ただし、特定の配信再生数やCD売上だけを取り出して、3連覇の直接的な原因と断定することはできない。公式の選考基準は複数の観点を掲げており、公開資料だけでは各要素の寄与度まではわからないためだ。
3.アーティストとしての継続性が記録に表れた
連覇記録には、作品単位の評価が複数年にわたって積み上がるという特徴がある。ミセスの場合、2023年に初受賞した後、2024年、2025年と続けて大賞に選ばれた。これは、一度の受賞で終わらず、翌年以降も新しい作品が評価されたという意味を持つ。
一方で、3連覇したこと自体が翌年の受賞を保証するわけではない。日本レコード大賞は年度ごとの作品を対象に選考するため、過去の実績と次回の結果は分けて考える必要がある。
4.「3連覇だから自動的に有利」という見方は正確ではない
歴代受賞者の実績は、アーティストの存在感を示す重要な記録だ。しかし、連覇の回数がそのまま次の大賞の選考条件になるわけではない。過去の受賞歴があるアーティストであっても、その年の作品が優秀作品賞に選ばれ、最終審査で大賞を獲得する必要がある。
3連覇の「真相」を考えるうえで大切なのは、人気や話題性だけに理由を求めず、毎年の受賞作品と公式の選考基準を照らし合わせることだ。ミセスの記録は、3年連続で大賞に選ばれたという事実に価値があり、その評価を支えた個別の要因を一つに決めつけるべきではない。
【評判と2026年の最新状況】ミセスの3連覇はどう受け止められた?
2025年の受賞後、日刊スポーツ、マイナビニュースなどの報道は、浜崎あゆみとEXILEに続く史上3組目の快挙であることや、バンドとして初の3連覇であることを大きく取り上げた。受賞直後のメンバーのコメントも報じられ、3人がファンや支援者への感謝を示したことが伝えられている。
ミセスの3連覇に対する評価を考える際は、記録そのものへの評価と、個々の楽曲への評価を区別したい。3年連続の大賞受賞は歴史的な実績だが、その記録をどう受け止めるかは、作品の好みや音楽賞に求める価値によっても変わる。
また、SNS上の祝福や批判の投稿は、それぞれの利用者の反応を示すものであり、必ずしも視聴者全体の意見を代表するものではない。受賞の妥当性を考えるなら、投稿の数や一部の強い意見だけで判断せず、受賞曲、公式の選考基準、歴代の記録を合わせて見ることが大切だ。
2026年の日本レコード大賞はいつ決まる?
2026年10月26日時点で、第68回日本レコード大賞の大賞受賞者はまだ決まっていない。日本作曲家協会の2026年度事業計画では、最終審査会と放映を2026年12月30日(水)17時30分から実施する予定としている。
したがって、2026年時点での最新の確定受賞結果は、2025年のMrs. GREEN APPLE「ダーリン」だ。2026年の大賞候補や受賞結果は、正式な発表と最終審査を経て確定する。
もしMrs. GREEN APPLEが2026年も大賞を獲得すれば、2023年から4年連続となり、日本レコード大賞史上初の4連覇を達成することになる。ただし、これは今後の結果次第であり、2026年の受賞を前提にした記録ではない。
【レコード大賞3連覇】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:日本レコード大賞で3連覇したアーティストは誰ですか?
A1:浜崎あゆみ、EXILE、Mrs. GREEN APPLEの3組です。浜崎あゆみは2001~2003年、EXILEは2008~2010年、Mrs. GREEN APPLEは2023~2025年に3年連続で大賞を受賞しました。
Q2:2025年のレコード大賞受賞曲は何ですか?
A2:Mrs. GREEN APPLEの「ダーリン」です。2023年の「ケセラセラ」、2024年の「ライラック」に続く受賞で、同バンドは史上3組目の3連覇を達成しました。
Q3:2026年のレコード大賞受賞者は決まっていますか?
A3:2026年10月26日時点では、大賞受賞者は未決定です。日本作曲家協会の事業計画では、第68回の最終審査会と放映は12月30日を予定しています。ミセスが2026年も受賞すれば史上初の4連覇となります。
まとめ:3連覇の意味と2026年に注目すべきポイント
日本レコード大賞の3連覇は、浜崎あゆみ、EXILE、Mrs. GREEN APPLEの3組が達成した歴史的な記録だ。2025年にはミセスが「ダーリン」で大賞を獲得し、「ケセラセラ」「ライラック」に続く3年連続受賞を実現した。
この記録の核心は、アーティストが3年連続で注目されたことだけではない。毎年異なる作品が大賞に選ばれ、芸術性、独創性、企画性、大衆の支持、年度の代表性といった選考基準を通じて評価された点にある。
2026年の大賞はまだ決まっておらず、12月30日の最終審査が次の節目となる。歴代受賞者を比較する際は、通算受賞回数と連覇回数を混同せず、候補発表と大賞決定も区別して確認したい。ミセスが4連覇を達成するのか、それとも新たなアーティストが大賞に輝くのか。2026年の結果は、日本の音楽シーンの現在地を読み解くうえでも注目される。 (出典: レコード 大賞 3 連覇(Yahoo!ニュース))